泰日協会学校(バンコク日本人学校)
| 中学部 | 日本国内の国・公立高校 / 日本国内の私立高校 / 海外にある日本の高校 / タイ国内のインター校 |
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| 小学部 | 本校中学部 / 日本国内の国・公立・私立中学校 |
| 各教科 |
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<活動例> 【国語科】新聞づくりなどの調べ学習 【社会科】インターネットを利用しての情 報収集(新聞や地図などの作成) 【算数・数学科】図形、計算などの学習 【理科】植物、動物などの観察記録 【生活科】生活探検、自然観察の記録 【音楽科】コンピュータ音源を利用した演 奏、作曲 【図画工作・美術科】描画ソフトを使った お絵かき 【体育・保健体育科】動画を活用しての、 運動領域の指導 【家庭・技術・家庭科】調理、被服、もの づくりなどにおける事前事後指導 【外国語(英会話・英語科)】音声面を中 心として、コミュニケーション能力を育 てる |
| 学年・学級経営 |
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・ 児童生徒一人一人の活動記録 ・ 集団の一員としての生活づくりに参画するための作品づくり |
| 特別活動 |
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【学級活動】手紙などの作成 【児童会(生徒会)活動】全校への呼びかけ (ポスター作成など)コンピュータクラブ の活動 【委員会活動】ポスターなどの作成 |
| 道徳 |
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・ コンピュータ社会でのモラル ・ インターネットや電子メールを介しての 人とのかかわり ・ 著作権や個人情報に関する人権、プライ バシー ・ 情報機器やコンピュータ教室(図書館) を利用する上でのきまり |
| 総合的な学習の時間 |
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・ デジカメでの活動記録 ・ インターネットや電子メールによる情報 交換、交流学習 ・ ホームページでの情報発信 ・ 情報機器の基本操作の学習 ・ プレゼンテーションソフトでの発表 |
泰日協会学校(バンコク日本人学校)
| 学年 | 情報教育の 指導目標 |
情報活用の実践力 | 情報の科学的理解 | 情報社会に参画 する態度 |
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| 情報入力段階 収集・選択・判断 |
情報処理段階 理解・創造・表現 |
情報出力段階 発信・伝達・交流 |
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| 1年 | 直接体験、経験を重視し、類似体験と実体験の違いに気付かせながら、図書やコンピュータ等の情報機器に遊び的活動を通して慣れ親しむ。 | ○身近な人、図書などの資料から目的にあった情報を収集することができる。 | ○集めた情報から自分なりの感想や考えをもつことができる。 | ○身近な人達に自分の思いや考えを伝えることができる。 | ○コンピュータの主な部分の名称や使い方を知る。 | ◎情報の便利さやモラルの大切さに気付く。 |
| 2年 | ||||||
| 3年 | 学習の中に図書だけでなく、マルチメディア機器を取り入れ、追究や表現の一手段として使えるようにする。 | ○身近な地域を中心に、さまざまな方法で情報を収集することができる。 ○複数の情報の中から自分に必要な情報を選ぶことができる。 |
○情報の関係を見つけ、自分の考えをもつことができる。 ○自分の考えを多様な方法で表現できる。 |
○校内の仲間に自分の思いや考えを多様な方法で発信、交流できる。 | ○コンピュータの働きを知る。 | ◎情報モラルを理解し、情報を確かめながら収集、発信する。 |
| 4年 | ||||||
| 5年 | 学習における追究・問題解決場面において、図書やコンピュータ等の情報機器を道具の一つとして使いこなし、多様な情報の中から目的に応じた情報を的確に選べるようにする。 | ○目的にあった情報を適切な手段を選んで収集することができる。 ○情報の信頼性を確認し、必要な情報を選択することができる。 |
○情報を結び付けて検討し、自分の考えを付け加えることができる。 ○自分の考えを効果的な方法を選択し表現できる。 |
○地域の人達にメディアの特性を生かして、発信、交流し学び合うことができる。 | ○コンピュータの仕組みや各種メディアの特性を理解し適切な活用方法を知る。 | ◎有害情報を知り、学習に必要な情報を選択する。 |
| 6年 | ||||||
| 7年 8年 9年 |
収集した情報を取捨選択する中で、自分の考えをまとめ、情報機器を活用し、モラルをもって表現したり情報を発信したりすることができる。 | ○課題や目的意識をもって、適切に情報を収集・選択することができる。 | ○情報を吟味し、信頼性や自他の人権を意識しながら、自分の思考や意見をまとめ、より的確な表現方法で作ることができる。 | ○個人の権利を尊重し、発信する情報に責任をもって、交流・発信することができる。 ○交流の中で新たな課題を発見し解決しようとする態度を身に付ける。 |
○コンピュータを利用した情報の特性を学び、目的や相手に応じた適切な利用手段を知る。 | ◎自らが情報社会を創造している意識をもち、主体的に収集・表現・発信する。 ◎情報社会の特性を意識しながら判断・行動する。 |
※a1-1等の記号は、「情報モラル指導モデルカリキュラム表(文科省委託事業)」による。
| 目標 | 1学期 |
2学期 |
3学期 |
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| 1年 | 直接体験、経験を重視し、類似体験と実体験の違いに気づかせながら、図書やコンピュータ等の情報機器に遊び的活動を通して慣れ親しむ。 | a1-1:約束や決まりを守る | b1-1:人の作ったものを大切にする心をもつ | d1-1:大人と一緒に使い、危険に近づかない |
| 教室など公共の場に自分の悪口を落書きされた場面を考える。そんなときにどのような気持ちになるか話し合う。パソコンの世界も同じで絶対に人の悪口を書き込んだりしてはいけない事を学習させる。 | 個人情報の大切さについて知る。自分の個人情報はもちろん、友だちの個人情報も、むやみに他人に教えてはいけないことを学習する。 | インターネットなどは大変便利なものではあるが、いろいろな危険も存在していることを知る。そして、大人と一緒に使いインターネットの世界と上手に付き合うようにする。 | ||
| 2年 | d1-2:不適切な情報に出合わない環境で利用する | e1-2:知らない人に、連絡先を教えない | f1-1:決められた利用の時間や約束を守る | |
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1. 学校や家庭は、子どもが使うために安全な環境を整えていることを話す。 2. インターネットは、いろいろな人が使っているから、危険もある。子どもだけは使うのはいけないという指導を振り返る。(D1-1と平行して) 3. 自分だけでは対処できないことも出てくるので、必ず相談できる大人の人と使うよう指導する。 |
1. 学級で、名簿などを配布した時に 何のために配ったかを確認する。 2. 住所や名前、電話番号を聞かれることがあることを知らせる。 3. 電話番号を知らせてしまって困った事例を話をする。 4. 友だちの名前や住所・電話番号を知らない人に知らせてはいけないことを確認する。 5. 聞かれた時には、家の人に変わるか、だれもいなければ、私にはわかりませんと言って断る。 |
1. コンピュータ室での約束をみんなで見つけ発表する 2. 家でもルールがある人を挙手で尋ね、発表させる。 3. 学校のコンピュータ室にもルールがあるように、家でコンピュータを使うときにもルールを作って守るように指導する。 ※「食事中に携帯電話を使わない」、や「ダウンロードはしない」など家庭でのルールを学級で発表し合い、家で約束を作っていない人は家庭で話し合ってルールを作るように指導する。 |
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| 3年 | 学習の中に図書だけでなく、マルチメディア機器を取り入れ、追究や表現の一手段として使えるようにする。 | d2-2:不適切な情報に出合ったときは、大人に意見を求め、適切に対応する | e2-1:情報には誤ったものもあることに気づく | e2-2:個人の情報は、他人にもらさない |
| インターネットや携帯サイトの懸賞の応募には危険があることについて知り、正しい対処方法について考える。 | うわさ話をもとに学級新聞をつくり、それが間違った情報だったときに、他人に与える詠唱を考える。 | 友だちの住所や電話番号を教えたことで、友だちに降りかかった災難をもとに情報の大切さを考える。 | ||
| 4年 | e2-2:個人の情報は、他人にもらさない | d2-2:不適切な情報に出合ったときは、大人に意見を求め、適切に対応する | f2-1健康のために利用時間を決め守る | |
| 個人情報の大切さを確認し、それが漏れた場合(連絡網を不用意に捨てるなど)の影響について考える。 | ポスターなど掲示物が発信する情報を知り、そこへの落書きなどが与える影響について考える。 | パソコンなどの画面に向かう時間の長さと、視力や脳の働き(ゲーム脳)、姿勢に及ぼす影響を考える。 | ||
| 5年 | 学習における追究・問題解決場面において、 図書やコンピュータ等の情報機器を道具の一つとして使いこなし、多様な情報の中から目的に応じた情報を的確に選べるようにする。 | a3-1:他人や社会への影響を考えて行動する | c3-1:何がルール・マナーに反する行為かを知り、絶対に行わない | c3-2:「ルールや決まりを守る」ということの社会的意味を知り、尊重する |
| 相手の都合を考えていないメールの例を見て、その問題点を考えさせるとともに、自分のところにメールが来た場合を想定して、メールを送る際に気を付けなければならないことを考えさせる。 | 身のまわりの人と意思疎通を交わそうとするとき、どんな手段をとっているか考える。 ネットモラルに関するビデオを視聴し、感想を述べ合う。 人と人とが自分の思いを伝えるのに、必要とされること、大切にしなければならないことを考える。 | 全ての制作物には作った人の思いがこめられていることに気付き、それを大切にしていこうという心情を育てるとともに、人を大切にするという人権感覚を養っていく。 | ||
| 6年 | c3-2:「ルールや決まりを守る」ということの社会的意味を知り、尊重する | b4-2:著作権などの知的財産権を尊重する | e3-2:自他の個人情報を、第三者にもらさない | |
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生活の中でのルールとは何か話し合う。 インターネット上のルールを確認する。 インターネットが引き起こす様々な対人トラブルを考える。思いやりの気持ちをもつことの大切さを考える。 インターネットは、いろいろな人が使っているから、危険もあることを確認する。 |
タイではコピーゲームが流通し、子どもたちの間でも当たり前のように会話がなされる。この現状の問題点に気づく。 ・ 安く(コピー)ゲームが手に入る。これって幸せなこと? ・ 知的財産の尊重とは何だろう。 ・ 私たちにできること。 |
卒業を控え、名刺やプロフィールの交換が子ども達の間でなされる。これにより、生じる問題を知り、モラルを高め、対処法を知る。 | ||
| 7年 | 収集した情報を取捨選択する中で自分の考えをまとめ、情報機器を活用し、モラルをもって表現したり情報を発信したりすることができる。 | a4-1:情報社会における自分の責任や義務について考え、行動する | b4-1:個人の権利(人格権、肖像権など)を尊重する | b4-2:著作権などの知的財産権を尊重する |
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1. アンケートをとり、実態を把握する。 2. 事例を挙げ、防ぐ方法を考える ・ 掲示板やチャット利用の注意点を理解する。 ・ プロフや日記記入の注意点を理解する。 ・ チェーンメールの対処法を知る。 |
個人や個人の家族の写真を、了承なしにHP等インターネット上にのせ、それが原因となり起こるトラブルを学ぶ。 ・ トラブルの実例を知り、身近な問題としてとらえる。 ・ 写真を使用する時の注意点を学ぶ。 |
個人が長い時間掛けて完成させた作品を、製作者が分からない状態でコピーペーストして公表する。 ・ ゲームや音楽などの作品を無断でコピーするなどの例を挙げる。 ・ 法律で守られている意味を理解する。 |
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| 8年 | c4-1:違法な行為とは何かを知り、違法だとわかった行動は絶対に行わない | c4-3:契約の基本的な考え方を知り、それに伴う責任を理解する | c4-2:情報の保護や取り扱いに関する基本的なルールや法律の内容を知る | |
| 著作権について、理解する。そのために簡単な○×問題形式で行い、著作権についての理解を深める。 | 「プレゼント応募ページ」を印刷したプリントを配布し、自由に入力させ、体験させて、安易に何でも記入することの怖さを学び、個人情報の大切さを確認する。 | ウェブページやブログ情報を発信するときは、責任が持てるか、確かな情報かなど確かめてから、発信することを学ぶ。 | ||
| 9年 | d4-1:安全性の面から、情報社会の特性を理解する | d4-2:トラブルに遭遇したとき、主体的に解決を図る方法を知る | e4-1:情報の信頼性を吟味できる | |
| 情報モラルチェックシートで自分自身を振り返らせる。事例を挙げて有害サイト(情報流失)について知る。その対処方を知る。 | 事例を挙げてトラブルについて知る。その対処方を知る。 | 社会の中にあふれている情報を吟味し、有害な情報や信頼性のない情報を取捨選択する意識をつける。 |