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2013.08.25

『Light Up Nippon〜空に花、大地に花〜』 福原美穂ほか

20130826_113910 、ファーストレディー安倍昭恵が我が家に遊びにいらした時、お土産の一つとしてこのCDをいただきました。
 大震災から2年以上が経過した今だからこそ、子どもたちに花火とともにこの歌を贈りたい。さまざまなアーティストや著名人がその想いに賛同し、心のこもった歌を聴かせてくれています。もちろん、昭恵さんも歌っておられます。
 まず、PVをご覧ください。
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 最近、私も歌と関わることが多く、今更ながらですが歌の力の偉大さに強く感銘を受けています。楽器の演奏とは違う何か、それはもちろん「言葉」と結びつくことによって生まれるモノだと思いますが、そういう何かを持った「歌」に強く惹かれています。
 歌の伝統、それはすなわち日本の伝統と言ってもよいでしょう。言霊的な思想も含め、日本の「歌」文化は世界的に見ても非常に独特であり、また単なる芸術やエンターテインメントを超えて特別なモノを持っていると感じます。
 このCDにも、そうした日本古来の何かとても豊かな、そして優しさと愛に満ちた力が記録されていると思いました。
 そこに「花火」というまた日本独特の伝統文化が重なります。花火についても最近こちらこちらにちょこっと書きましたね。
 永劫に「コト」を残そうとするのではなく、消えゆく、流れ行く「モノ」に様々な魂をこめる。それは記録としては残りませんが、記憶として連綿と受け継がれていきます。
 伊勢や出雲の式年造替のようでもありますね。常若の発想によって永劫化を図るというのは、ある意味生命の本源的な意志のあり方です。
 多くの犠牲はたしかにありましたが、こうして子どもたちが力強く命を継承している、そしてそれを日本国民皆が応援しているという事実には、日本という国の歴史美学のようなものが感じられます。
 西洋的な、特に唯物論的な発想では、こういう美学には辿り着かないことでしょう。
 今回サイン入りでいただいたこのCDは初回盤ですね。ダンボールのジャケットが不思議な温かみを感じさせます。
 昭恵さんは、本当に頻繁に東北の被災地を訪問され、多くの方々に笑顔と勇気を届け、また、そこに住む人々の生の声をしっかり聞いてくださっています。
 古代日本において、言霊というのはほとんど全て「歌」に乗せて発せられていました。この歌には、被災地の人々の思い、そしてそれを慰め、励ます私たちの思いがしっかり乗っています。
 単なるチャリティーソングと言ってしまうにはもったいない何かがあると感じます。ぜひ皆さんも、一緒にこの歌を歌い、聴き、自らの思いを乗せてみてください。
 
SONG for LIGHT UP NIPPON 公式

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