4歳児のがん報告されず 報告対象広げるか議論へ
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原発事故のあと福島県が行っている甲状腺検査で、事故当時4歳の子どもががんと診断されたのに専門家の委員会に報告されていなかった問題で、現在の仕組みでは、委員会への報告の対象になっていなかったことから、今後、報告すべき対象を広げるか議論が行われる見通しです。
この問題は、原発事故のあと、福島県が福島県立医科大学に委託して、事故当時18歳以下の子ども38万人を対象に行っている、甲状腺検査のあと、これまでの最年少となる当時4歳の子どもががんと診断され、県立医科大学で甲状腺を摘出していたのに、健康への影響を検証する専門家の委員会に報告されていなかったものです。
現在の仕組みでは、県の検査のあと、継続して推移を見守る経過観察で、がんと診断されたり、別の医療機関に移ってがんが見つかったりしたケースは報告の対象になっていませんでした。
これについて、委員会の複数の委員がNHKの取材に対して、個人情報などに配慮したうえで、こうしたケースも報告し、検証の対象として公表されるべきだという考えを示しています。
また、福島県も委員会の議論を踏まえて報告の対象を検討する意向を示していて、今後、現在の仕組みを見直して報告すべき対象を広げるか議論が行われる見通しです。
現在の仕組みでは、県の検査のあと、継続して推移を見守る経過観察で、がんと診断されたり、別の医療機関に移ってがんが見つかったりしたケースは報告の対象になっていませんでした。
これについて、委員会の複数の委員がNHKの取材に対して、個人情報などに配慮したうえで、こうしたケースも報告し、検証の対象として公表されるべきだという考えを示しています。
また、福島県も委員会の議論を踏まえて報告の対象を検討する意向を示していて、今後、現在の仕組みを見直して報告すべき対象を広げるか議論が行われる見通しです。