蹴球探訪
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【プロ野球】大谷、雄星から2安打 花巻東対決、1打席目は三振2017年4月1日 紙面から
◇西武8−1日本ハム西武が快勝した。菊池が打たせて取る投球で7イニングを4安打1失点の好投で勝利を挙げた。2回に二つの内野ゴロで2点を挙げ、1点差とされた6回に中村の二塁打などで4点を奪った。日本ハムは有原が6回途中6失点と崩れた。 ◇ 日本ハムは黒星発進となったが、野手・大谷が存在感を十分、示した。「3番・指名打者」で出場し、花巻東の先輩・菊池から2安打。チーム唯一の複数安打と気を吐いた。 憧れの先輩との対戦にスイッチも入った。13年3月30日以来2度目の対決。当時は2打数2三振に倒れたが、この日は成長の跡を先輩に示した。3回2死一塁。内角直球を思い切り引っ張ると鋭い打球は右翼フェンスまで瞬く間に転がった。今季初安打は二塁打で、6回にも右前打を放った。 「全く歯が立たなかったことはなかった。自分としても(打撃が)よくなってると感じた」 菊池の存在が成長を加速してくれた。「唯一の先輩なので普通の投手とは違う」。リーグ優勝を決めた昨年9月28日は投手として投げ合って1安打完封。この日は野手として攻略した。 右足首痛でWBC不参加の悔しさをバットにぶつけた。テレビ解説で札幌ドームを訪れた小久保監督には「20年の(東京)オリンピック、(21年の)WBCを中心になって引っ張っていってほしい」と激励された。球界の未来を背負う大谷が開幕戦で輝きを放った。 (水足丈夫) PR情報
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