神武東征は事実か?に戻る 12688 わぁしゃあミハイルピョンピョン 2015年8月27日 06:25 マリタ “MA-1”のミトコンドリアDNAが 解析され、“MA-1”はハプログループU に属する、という結果が得られまし た。ハプログループUは現在おもにヨー ロッパで見られ、上部旧石器時代およ び中石器時代においても、ヨーロッパ の採集狩猟民に高頻度で見られます。 この結果を受けて、この論文の共著者 であるウィラースレフ博士は試料汚染 の可能性を考え、研究計画を1年間延期 したそうです。 しかし、“MA-1”の核DNAの解析でも 同様の結果が得られました。“MA-1”の Y染色体の系統は、現代西ユーラシア人 の系統の基底部に位置し、またほとん どのアメリカ大陸先住民の系統の根源 の近くに位置します。また、“MA-1”の 常染色体上には、現代西ユーラシア人 の基底部に位置し、現代のアメリカ大 陸先住民に遺伝的に近縁であるもの の、東アジア人には類似していない領 域が確認されました。 こうした“MA-1”のDNA解析は、現代 西ユーラシア人と関連する集団が、 24000年前頃にじゅうらい想定されて いたよりも北東に拡散していた、とい うことを示唆しています。アメリカ大 陸先住民の祖先集団の遺伝子プールの 14~38%は西ユーラシア起源の集団に 由来し、アメリカ大陸先住民の祖先集 団は、東アジア人の祖先集団と分岐し た後に、シベリアのどこかで西ユーラ シア起源の集団と遭遇して融合し、ア メリカ大陸へと進出したのではない か、とこの研究では推測されていま す。 また、南中央シベリアのアフォント ヴァゴラ遺跡で発見された人骨 (Afontova Gora-2)のDNAも解析さ れ、“MA-1”と似た常染色体上の遺伝的 特徴が明らかになりました。“Afontova Gora-2”の年代は17000年前頃なので、 南中央シベリアには最終最大氷期の間 も人類が居住し続けたのではないか、 とこの研究では推測されています。 返信する そう思う0 そう思わない0 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する ツイート 一覧へ戻る 投稿する
マリタ
“MA-1”のミトコンドリアDNAが 解析され、“MA-1”はハプログループU に属する、という結果が得られまし た。ハプログループUは現在おもにヨー ロッパで見られ、上部旧石器時代およ び中石器時代においても、ヨーロッパ の採集狩猟民に高頻度で見られます。 この結果を受けて、この論文の共著者 であるウィラースレフ博士は試料汚染 の可能性を考え、研究計画を1年間延期 したそうです。
しかし、“MA-1”の核DNAの解析でも 同様の結果が得られました。“MA-1”の Y染色体の系統は、現代西ユーラシア人 の系統の基底部に位置し、またほとん どのアメリカ大陸先住民の系統の根源 の近くに位置します。また、“MA-1”の 常染色体上には、現代西ユーラシア人 の基底部に位置し、現代のアメリカ大 陸先住民に遺伝的に近縁であるもの の、東アジア人には類似していない領 域が確認されました。
こうした“MA-1”のDNA解析は、現代 西ユーラシア人と関連する集団が、 24000年前頃にじゅうらい想定されて いたよりも北東に拡散していた、とい うことを示唆しています。アメリカ大 陸先住民の祖先集団の遺伝子プールの 14~38%は西ユーラシア起源の集団に 由来し、アメリカ大陸先住民の祖先集 団は、東アジア人の祖先集団と分岐し た後に、シベリアのどこかで西ユーラ シア起源の集団と遭遇して融合し、ア メリカ大陸へと進出したのではない か、とこの研究では推測されていま す。
また、南中央シベリアのアフォント ヴァゴラ遺跡で発見された人骨 (Afontova Gora-2)のDNAも解析さ れ、“MA-1”と似た常染色体上の遺伝的 特徴が明らかになりました。“Afontova Gora-2”の年代は17000年前頃なので、 南中央シベリアには最終最大氷期の間 も人類が居住し続けたのではないか、 とこの研究では推測されています。