イチロー５０歳現役「ジョークじゃない」　米メディア「疑う理由ない」

　米大リーグは２９日、各地でオープン戦が行われ、アストロズの青木宣親外野手（３５）はフロリダ州ウエストパームビーチでのマーリンズ戦に「９番・中堅」で先発出場し、２打数１安打１打点で途中交代した。マーリンズのイチロー外野手（４３）は「１番・右翼」で先発出場し、２打数１安打１得点、１盗塁１四球で５回の守備で退いた。試合は５−５だった。

　米メディアは２９日、こぞってイチローを特集。球団地元紙マイアミヘラルド（電子版）によれば、オフにトレーニングせず完全休養する日はほとんどないという。また、イチローはあらためて５０歳まで現役を続ける意志を示し、「ジョークじゃない。（引退する日が来たら）おのずと死んでしまうと思う」と語った。

　これを受け、米ヤフースポーツは「イチローならば、５０歳までやれないと疑う理由がない」と応援。また、大リーグ公式サイトもＪ・フランコ元内野手（元ロッテなど）やモイヤー元投手（元マリナーズなど）が過去に４９歳まで主力で活躍したことを紹介し、「イチローが５０歳までやれないなんて誰が言えるだろう。やれる方に賭ける」と後押しした。