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【ドラニュース】

ゲレビシ弾でG粉砕!!

2017年3月31日 紙面から

練習終わりに笑顔で手を振るゲレーロ=東京ドームで(篠原麻希撮影)

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 2枚看板の大砲とともに、新生ドラゴンズが逆襲のシーズンへと踏み出す。プロ野球は31日にセ、パ両リーグが開幕、森繁和新監督(62)が就任した中日は敵地の東京ドームで14年ぶりに巨人との開幕戦に臨む。30日は東京ドームで約3時間の前日練習。注目は新外国人のアレックス・ゲレーロ内野手(30)と2年目のダヤン・ビシエド外野手(28)。キューバ出身の3、4番コンビはフリー打撃でスタンド上段に特大アーチを打ち込み、万全の仕上がりをアピールした。

 ベンチからあふれ出す大勢の報道陣から、どよめきが漏れた。ふたつ並んだフリー打撃用ケージから、弾丸のような打球が次々と飛び出す。驚弾を打ち込んだのは、ゲレーロとビシエドのキューバ出身コンビだ。

 ゲレーロは42スイング中12本がスタンドイン。15スイング目には左中間席上部の看板に当たったかに見える推定140メートル弾を放った。ビシエドは44スイング中6本ながら、左翼席最上段の看板脇や、さらにその直下のバルコニーテラスにぶち込む推定150メートル弾を連発。圧倒的な迫力と仕上がりの良さを見せつけた。

 ともに開幕男と言っていい。ゲレーロは「良いイメージがある。2011年にはキューバ国内リーグの開幕戦でホームランを打った」と笑顔。昨年4月にはドジャースからの自由契約を選び、雌伏の1年をへてようやく表舞台に戻ってきた男は「もう準備は万端。早く開幕してほしい」と待ち切れない様子だ。

 ビシエドは言わずもがな。昨年、阪神との開幕3連戦での3戦連発は記憶に新しい。さらに5月には東京ドームで1イニング2本塁打の離れ業も。それでも「確かに去年はいい経験をした。ただあまり去年の開幕のことは考えていない。とにかくチームの勝ちに貢献したい」と浮かれる様子はない。

 

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