蹴球探訪
異端のレジェンド 土屋征夫 41歳9カ月“J1最年長出場”(5月25日)
【グラニュース】杉本、1対2でも突っ込む2017年3月31日 紙面から
J2名古屋グランパスは30日、熊本戦(4月1日)に向けて会場の豊田スタジアムで非公開練習した。この日の紅白戦では、FW杉本竜士(23)が主力組の左ウイングバックに入ったとみられ、熊本戦での初先発が濃厚となった。164センチのドリブル小僧は「たとえ1対2でも仕掛けたい!」と闘志満々。切れ味鋭い突破でチームを3連勝へ導く。 この若武者の言葉は、すがすがしいほどに猛っている。この日の主力組の布陣は前節の松本戦と同じ3−5−2で、左ウイングバックは一貫して杉本が務めたもよう。練習後に取材対応したドリブラーは、こう誓った。 「1対2だから仕掛けませんじゃ、そんなドリブラーは怖くない。1対2や1対3でも突っ込むから怖い。そこを突っ込むくらいの勇気と技術を持って、俺はやりたい」 後半から今季初出場した松本戦。推進力と積極性は出したが、単独で仕掛ける場面は少なかった。「小学生じゃないから、全部いって全部取られたらどうなんだ、ってのはある。でも俺はもっと仕掛けたかった」。164センチと小柄なアタッカーにとって、ドリブルはプロで生き抜く術。だからこそ抱いた思いだった。 PR情報 |