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【競馬・ボート・競輪】

[ボート]森高、3回目のGI優勝 蒲郡オールジャパン竹島特別

2017年3月31日 紙面から

蒲郡周年で通算3回目のGI優勝を飾った森高一真

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 蒲郡ボートのGI「オールジャパン竹島特別 開設61周年記念競走」の優勝戦は開催最終日の30日、第12Rで行われ、1号艇の森高一真(38)=香川=がイン速攻を決め、通算3回目のGI優勝を飾るとともに賞金900万円を手にした。出足中心に上位の足をファイナル戦でも発揮しての逃走劇で、次走の地元まるがめ周年に大きく弾みを付けた。2着に笠原亮、3着に新田雄史が入った。

 森高がインからパワー逃げを決めた。1周1マーク、池田が差してきたが、回ってぐっと前へ出て引き離し、そのまま3周堂々逃げ切った。予選トップ通過のシリーズリーダーが準優勝戦、優勝戦と逃げて主役の座を守り切った。

 「差されたと思ったけどエンジンですね」と森高は、上位に仕上がった出足の良さが出たレースを振り返った。「1号艇だから逃げないかんかった。Sもそれなりのが行けたと思う」とコンマ09を踏み込み、結果東海勢5選手の攻めを許さなかった。

 GI優勝は2011年5月のまるがめ周年以来、約6年ぶりで、通算3回目。13年11月の津SGチャレンジCも含めた通算優勝回数は31になった。この優勝で来年3月に浜名湖で開催されるSGクラシックの出場切符もつかんだ。

 次なる戦いはまるがめ周年。「まるがめへつながったらいいなと思ってきたけど、出来過ぎ。ここで優勝だとピークになるからね。でも、まるがめへ行ったら行ったらで優勝を狙う」とGI連続優勝に照準を合わせた。地元四国勢の主力としてダブルドリーム戦に乗る中、上げ潮ムードで凱旋(がいせん)する。 (横山佳彦)

 

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