大相撲人気で協会の収入増 約6億4000万円の黒字
日本相撲協会の去年(平成28年)の決算は、大相撲人気に伴って入場券の売り上げが増えたことなどから、およそ6億4000万円の黒字となりました。
日本相撲協会は31日、東京・両国の国技館で評議員会を開き、去年の決算を承認しました。それによりますと、去年1年間の入場券の売り上げはおよそ61億円で、観客の増加に伴い、前の年と比べて1億8000万円余り増えました。
去年は白鵬、日馬富士、鶴竜の3横綱に加え、琴奨菊と豪栄道が優勝を果たす混戦もようとなり、本場所90日間のうち88日間で「満員御礼」となり、延べ75万人が観戦に訪れたということです。
また、巡業の日数が前の年より11日間増えたことや、グッズ販売などによる収入増加もあり、去年1年間の全体での収入はおよそ120億円と、前の年よりおよそ5億6000万円、率にしておよそ5%増え、去年の決算はおよそ6億4000万円の黒字となりました。
相撲協会が黒字となるのは2年連続で、黒字幅も前の年の2.6倍に上り、大相撲人気が確かなものとなっていることがうかがわれる決算となりました。日本相撲協会の八角理事長は、「力士や協会員が頑張ったからこその結果だ。こういうときこそ脇を締めていかないといけない」と話していました。
去年は白鵬、日馬富士、鶴竜の3横綱に加え、琴奨菊と豪栄道が優勝を果たす混戦もようとなり、本場所90日間のうち88日間で「満員御礼」となり、延べ75万人が観戦に訪れたということです。
また、巡業の日数が前の年より11日間増えたことや、グッズ販売などによる収入増加もあり、去年1年間の全体での収入はおよそ120億円と、前の年よりおよそ5億6000万円、率にしておよそ5%増え、去年の決算はおよそ6億4000万円の黒字となりました。
相撲協会が黒字となるのは2年連続で、黒字幅も前の年の2.6倍に上り、大相撲人気が確かなものとなっていることがうかがわれる決算となりました。日本相撲協会の八角理事長は、「力士や協会員が頑張ったからこその結果だ。こういうときこそ脇を締めていかないといけない」と話していました。