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【ゴルフ】

渡辺彩香が地元で首位発進 稀勢の奇跡が励みに

2017年3月31日 紙面から

17番で打球の行方を見守る渡辺彩香=静岡・葛城GCで(神代雅夫撮影)

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◇ヤマハレディース オープン<第1日>

▽30日、静岡県袋井市・葛城GC(6568ヤード、パー72)▽曇り、17度、西南西5・1メートル▽賞金総額1億円、優勝1800万円▽120選手(うちアマ7人)▽観衆3013人

 地元静岡県出身の渡辺彩香(23)=大東建託=が5バーディー、1ボギーの68、4アンダーで回り、申(シン)ジエ(韓国)とともに首位発進した。大相撲春場所でけがをして奇跡の優勝を果たした稀勢の里の姿を励みに、2015年10月以来のツアー4勝目へエンジン全開だ。1打差の3アンダー、3位に藤田さいき(31)=チェリーゴルフ=とペ・ヒギョン(韓国)が続いている。

 最終9番のボギーが悔しい。渡辺はバンカーからの第3打を思い切って振りきれなかったことに腹を立てていた。「直前の8番でもバンカーショットがあって、思ったより飛んでしまったので、それを意識してショートしてしまった」。それでも「初日に60台で回れたことはプラスに考えたい。あと3日間も、今日のようなリズムで回れたら」と手ごたえは十分だ。

 2メートルのチャンスを2回、3メートルを1回、そして5メートルのバーパットを2つ沈めて5バーディーを奪った。難コースの葛城での好スタートは、大きな自信になる。

 前週まで2週連続で最終日のV戦線にいた。だが本人の感触は「あのショットじゃ戦えない」。最終結果は2位と6位。それがこの日V字回復を見せた。「弾道の高さを抑えるように替えたドライバーはかなりフェアウエーキープできてたし、アイアンの(インパクト時の)入り方もいい感じになってきた。第2日は雨予報だけど、私にはプラスに働くかも」という。

 1月、初めて国技館で大相撲を観戦。以来「春場所の結果も毎日気になってチェックしてた」という新米スー女(相撲女子)。「横綱・稀勢の里関のように『私が(勝つ)!』という気持ちを強く、大事にしたいと思っています」と、大声援も後押しする地元優勝へ自身を鼓舞する。

 女子ゴルフ界の日本人横綱に昇進すべく、まずは1年半ぶりの優勝をつかみに行く。 (月橋文美)

 

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