プログラミングを学ぶ理由とはなんでしょう?
人によって理由は様々かと思いますが、僕がプログラミング学習を本格的に始めた理由は“危機感”です。
危機感と聞くと少し違和感を感じるかもしれませんが、今回はその危機感を感じた3つの出来事をお伝えしたいと思います。以下の3つです。
- プログラミングできて当然の時代到来
- 優秀な文系の存在
- 数々の名言
ひとつずつお伝えしたいと思います。
1.プログラミングできて当然の時代到来
僕が歩んで来た環境を少しお話しします。
僕は高専から大学編入をしました。高専でも大学でも電気電子工学科で電気のことを学んでおり、そんな環境からか15歳の時にはエンジニアを意識していました。そして、周りの優秀な人間は皆、プログラミングが出来るのです。一番優秀な人は、プログラミングコンテストの世界大会でアジア3位の成績を取る人もいました。
僕の中では“プログラミングできる=優秀”なのです。
そして、この考えは近い将来スタンダードになると考えれます。その根拠となる、小中学生を対象とした次のような大会が開かれています。
文部科学省・総務省・経済産業省が後援となる、全国小中学生プログラミング大会です。つまり、国もプログラミング教育に動き出した、と言っても過言ではないでしょう。
僕らより若い世代はプログラミングを学ぶことが常識であり、プログラミングできることが大きなステータスになります。
「彼らが大人になった時、あなたの仕事は存在していますか?」と考えた場合、「Yes!」と答える自信がありません。これは危機感しか感じません。
2.優秀な文系の存在
僕は以前、tech::campというプログラミングスクールに通ってweb系のプログラミング言語を勉強した経験があります。その際の受講者は10人程でしたが、受講者の半分以上は文系学部出身でした。そして、その方々は“長期インターン”や“海外留学”などを経験している、意識が高い方ばかりでした。もちろん有名大学出身。
優秀な文系は既にプログラミングに取り組んでいるんだな、と焦りを覚えた瞬間でした。
理系の僕でも焦ってます。
3.数々の名言
IT業界に身を置く数々の有名人がプログラミング学習を薦める言葉を残しています。
代表的な言葉をいくつかご紹介します。
ビル・ゲイツ
オタクには親切に。あなたたちは、いつか、彼らの下で働くことになるでしょうから。
皆さんご存知の通りビル・ゲイツは、windowsの開発者として有名です。1990年代「オタク」と呼ばれたコンピュータに詳しい人達・プログラミングが出来る人達は皆、その技術の高さで今では一般的なサラリーマンより何倍も多くの給料を得ています。
この流れはしばらく続くでしょう。
Chamath Palihapitiya
画像引用元:File:Chamath Palihapitiya TechCrunch Disrupt.jpg - Wikimedia Commons
プログラミングを学ぶのなら、生涯仕事に困らないことを私が保証しよう。
Chamath PalihapitiyaさんはFacebookの元役員をしていた方です。
圧倒的な説得力があるお言葉です。
オバマ前大統領
コンピューターを勉強することはあなたの未来のためだけじゃないんだ。アメリカの未来がかかっている。
テレビゲームをやるだけではなく、自分で作ってみよう。最新アプリケーションをダウンロードするだけで終わらず、デザインしてみよう。電話で遊ぶだけじゃない、プログラミングをしてみるんだ。
2013年当時、アメリカ大統領であったオバマ前大統領の言葉です。
武器がないと何もできない
剣も盾も装備もない状態でドラゴンに立ち向かわなくてはならないRPGがあれば、あなたはどう思いますか?
「無理ゲー!!」この一言に尽きるでしょう。僕の人生をRPGに例えるとそんな状態。何もできません。一方で、RPGでは武器を持っている勇者はどこでも活躍できます。そして、現実世界ではプログラミングを習得している人間も同じです。ひとつのプログラミング言語を習得していれば、転職は容易です。どこでも戦えます。
「武器がほしい」これだけです。
おわりに
プログラミングは一朝一夕では身につけられない、確かな技術です。ゆえに習得には大きな努力が必要です。今回は自分自身を焦らせるためにも文章にしました。皆さんはどのように感じたでしょうか。
最後にこのサイトも紹介します。
Facebook元役員「プログラミングを学ぶのなら、生涯仕事に困らないことを私が保証しよう。」 | リーディング&カンパニー株式会社
少しでもプログラミングを始めようと思った方は、一読することをオススメします。それでは。