試図(しと)出現! セカンドインパクト発生

・   ども、久々(いつも通り)の馬鹿な疑問です。
    さて、今回の話ですが題名からわかるように痴呆症について・・・
    ではなく【ゲーム脳】についてです。


・   ゲーム脳
    この言葉を、今この文を読んでるほとんどの人は聞いた事があるだろう。
    2002年7月『ゲーム脳の恐怖』(森昭雄著・日本放送出版協会発行)
    が出るのとほぼ同じくして毎日新聞でも大々的に取り上げられ
    世界中で注目されTVでも話題となったからだ。
    ゲームを科学的に悪と証明したため、
    ゲームをどうにか悪者にしようとしていた人たちが一斉にその話題に飛びついた。
    これによりゲームを取り上げられた人は結構いるだろうと思う。


・   ここでゲーム脳について簡単説明すると、
    ゲーム時のα波とβ波の関係が痴呆症に似ていて危険だというらしい。
    そして習慣化するとゲームをしてない時もそうなるらしい。
    また、『ゲーム脳の恐怖』によると脳には大きく4つのタイプがあり

    【1:ノーマル脳人間タイプ】
    TVゲームを全くした事が無く、TVやビデオも見ない。
     礼儀正しくて学業成績も上位。

    【2:ビジュアル脳人間タイプ】
    TVゲームはほとんどしないがTV等は少し見る。
     学業も優秀者が多い。

    【3:半ゲーム脳人間タイプ】
    自己ペースで少々キレ気味。 集中力が無く物忘れが多い。

    【4:ゲーム脳人間タイプ】
    ボーとしてることが多く集中力欠如でキレやすい。
     学業成績は悪く、時間感覚も無く、学校も休みがち。

    よって、ゲームをする人はゲーム脳のためキレやすく犯罪をする。
    と、ゲームの悪影響を証明したのである!


・   ・・・ここまで読んだだけで大量の疑問がある人がいると思う。
    私がまず疑問に思ったことは
    『脳波が痴呆症と類似してるから危険』と決めつけてる事だ。

    【例を考えてみよう】
    例えば好きな人が近づいてきた → 鼓動が速くなる  だが
    人を殺すために近づいていく   → 鼓動が速くなる  となり
    同じ「鼓動が速くなる」だがやってる事は違うように
    A=BでC=BだからA=Cが必ず成り立つ とは限らない。
    恋人が近づいて来るのを殺されに来てると思う人はいませんよね♪
    これは極端な例ですが、ようは決めつける事ができないと言いたかった。
    もちろん森さんの言ってるように痴呆症の危険があるのかも知れません・・・・

    そして疑問のもう1つがノーマル脳人間タイプです。
    日々練習に明け暮れるオリンピック選手ならまだしも
    日本の、普通の家庭で生活をしている人でTVもビデオも見ない人って存在するのですか?
    いや、オリンピック選手だってビデオで動きを研究したりするし・・・
    ところで、心から楽しんで笑顔で人殺しってキレるに含まれるのでしょうかねぇ?


・   そもそも【ゲーム脳】と言う名前がよくない。
    このゲーム脳の症状は本にも書いてあるが、ゲームに限った事ではない。
    パソコン作業や携帯電話のメールといった単純運動でもなる。
       (この単純運動とは視点があまり移動せず、体もあまり動かさない状態 )
       (だけど不思議な事に読書ではこの症状にならないらしい)
    だからゲーム脳と、ゲームをあからさまに悪役にするのではなく
    反復脳とか機械脳とか単純作業脳とかつければ良かったのではないか?
    それにしても都会人の大半がゲーム脳になるなぁ♪
    やはり強引に4タイプに分けすぎだと思う。


・   世間をこれだけ騒がせたゲーム脳ですが、
    マスコミでやっただけで未だに学会に提出しておらず、正式には認められてないんですけどね♪
    というより認められて無いものをTV等で発表するのはどうかと・・・
    ちなみにこのゲーム脳、アニメや将棋でもなるらしい。
    だけど著者の森さんが好きである昔のアニメは良いらしい♪


・   ところで【ゲーム脳の恐怖】の森さんはある記事でこんな事を言ってます。
    「私はゲーム会社を潰したいわけじゃありません。
     むしろ頑張って欲しいくらいです。
     今の技術なら電気信号によって脳波をある程度コントロールできるはずなので
     もっと右脳を使って体にもやさしいような
     脳波をコントロールする信号を送るゲームを作って欲しいです」

    ・・・・簡単に言うと洗脳でしょうか? 確かに犯罪は減ります♪
    これについては『んなにらせ』 さんから
    「一人洗脳するごとに一回犯罪を犯す事になり、犯罪数はむしろ増える気がします」
    とご意見を戴きました。
    私も最初そう思いましたが大丈夫! 一度に大量洗脳すれば犯罪は集団催眠を1回です♪


・   この本の中で
    「電車内で化粧をしたり飲食する人はゲームをやり過ぎてしまったために
     前頭前野の機能低下を招き、人間としての道徳心、理性などを
     考えることが出来なくなった身近な例」
    と紹介しているが、電車内で化粧をする人ってゲーム好きの女性か?
    むしろ最もゲームに縁の無い人だと私は思うのですが・・・・


・   そういえば森さんにゲーム脳という発想をさせた
    ソフト開発者8人(本の冒頭部分で出てくる)も考えてみればゲーム脳ですよね。
    パソコンとにらめっこしながら研究してるのですから♪
    この人たちが脳波測定ソフトを作ってゲーム脳が異常と言ってたら
    頑張って自分たちの脳が異常だと宣言してる事になります。
    ちなみにこの【ゲーム脳】と言う名前は噂ですが駄洒落らしいです。

    ゲーム脳 = GAME NO = ゲームをするな

    結局の所、ゲーム嫌いな人はゲームを悪く言い、逆もまた然りという事ですね。


・   サブタイトルの試図とは「こころみのくわだて」といった意味です。
    セカンドインパクトと書きましたが、ファーストインパクトは89年の 「宮崎事件」と考えています。
    あの事件によってゲームが散々悪者にされましたから。
    でもまあ悪口を言われただけで規制は特になかったので、人によっては
    京都で発生した未成年によるエロゲー万引き事件の 「京都事件」の方がファーストインパクト?

    この事件をきっかけに青少年育成環境を良くしようと国が動き、エロゲーを根絶やしにしようとした。
    それを回避するためにエロゲー業界は「コンピューターソフトウェア倫理機構」を設立して対抗!
    自主的に規制を行うことによって何とか生き残った。
    それまでエロゲーは18禁ではなかったのだが、この事件により18禁となった・・・・

    と言われているが、私はこの事件はよく知らない。
    ちなみに盗まれたゲームは【マカダミアソフト】の177と呼ばれるゲームらしい。
    近年では
    【児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律】
     (通称「児童買春ポルノ法」)
    の改正案が未来のサードインパクトとして問題になっています。
    もしこの案が支持されるとゲームだけでなく漫画やアニメも大打撃を受けます。
    なので現在色々な人が反対運動を繰り広げている・・・・
    まあ最近では経済的理由から政治家の一部もこの案に反対してますので多分大丈夫じゃないかと。


・   結局今回調べてわかった事は
   @人類の多くはゲーム脳!
   A科学と世論が一緒になると恐ろしい!と言う事でした〜♪

   ゲーム脳の続編が読みたければこちらへ