2月の消費者物価指数 2か月連続でプラスに
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2月の全国の消費者物価指数は、ガソリンの価格などが上がったことから、変動の大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月を0.2%上回り、2か月連続のプラスとなりました。
総務省の発表によりますと、モノやサービスの値動きを示す2月の全国の消費者物価指数は、天候による変動の大きい生鮮食品を除いて、おととしを100とした指数で99.6となり、去年の同じ月を0.2%上回りました。消費者物価指数がプラスになるのは2か月連続です。
これは、原油価格の上昇の影響でガソリンや灯油が値上がりしていることや、エアコンや電子レンジなどの価格が上がったことなどによるものです。また、生鮮食品とエネルギーを除いた指数は100.3となり、去年の同じ月を0.1%上回って、こちらは3年5か月連続でプラスとなりました。
総務省では、「ガソリン価格の値上がりが大きく、エネルギー全体の価格も2年2か月ぶりにプラスに転じた。それがほかの物価にも影響している」と話しています。
一方、全国に先駆けて発表される東京都区部の3月の消費者物価指数の速報値は、生鮮食品を除いた指数が99.4となり、去年の同じ月を0.4%下回って1年1か月連続のマイナスとなりました。
これは、原油価格の上昇の影響でガソリンや灯油が値上がりしていることや、エアコンや電子レンジなどの価格が上がったことなどによるものです。また、生鮮食品とエネルギーを除いた指数は100.3となり、去年の同じ月を0.1%上回って、こちらは3年5か月連続でプラスとなりました。
総務省では、「ガソリン価格の値上がりが大きく、エネルギー全体の価格も2年2か月ぶりにプラスに転じた。それがほかの物価にも影響している」と話しています。
一方、全国に先駆けて発表される東京都区部の3月の消費者物価指数の速報値は、生鮮食品を除いた指数が99.4となり、去年の同じ月を0.4%下回って1年1か月連続のマイナスとなりました。