駅前の46階建て高層ビル完成
JR東海は30日、4月17日に全面開業する名古屋駅前の地上46階建て高層ビル「JRゲートタワー」(名古屋市中村区)の完成式典を開き、ショッピングモールやビル内保育所などの施設を報道関係者に公開した。
1日に先行オープンする保育所「キッズスクウェアJRゲートタワー名古屋」は定員30人で、一時保育は前日に予約すれば午後10時まで対応が可能。料金は週に5日、2歳児以上で月額14万5000円とやや割高だが、経営するアルファコーポレーション(京都市)は「首都圏や関西でビル内保育の実績がある。名古屋でも利用は多いはず」と期待する。
中核施設はジェイアール名古屋高島屋の「ゲートタワーモール」で、151ショップが入る。広々としたトイレは椅子に座って化粧直しができるなど、使い勝手にこだわった。
JR東海の田中君明・事業推進本部長は「名駅地区で働く人たちのサポートと、専門店を求める買い物客の要望に応えることを重点とした」という。
レストランなどは7日、ゲートタワーモールとホテルは17日に開業する。【黒尾透】