女児殺害事件 幹線道路の防犯カメラに不審な車写らず

女児殺害事件 幹線道路の防犯カメラに不審な車写らず
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今月26日、千葉県我孫子市で女の子が殺害されているのが見つかった事件で、女の子の自宅周辺や、遺体などが見つかった現場を結ぶ幹線道路の防犯カメラには、これまでのところ不審な車両は写っていないことが、警察への取材でわかりました。警察は、カメラがない農道などを使った可能性もあると見て、範囲を広げて不審な車両の洗い出しを進めることにしています。
今月26日、千葉県我孫子市北新田の排水路脇の草むらで、松戸市に住む小学3年生でベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん(9)が、首を絞められて殺害されているのが見つかり、警察は、殺人と死体遺棄の疑いで捜査しています。

これまでの調べで、女の子が連れ去られた可能性がある自宅周辺と、遺体が見つかった現場、それにランドセルなどが見つかった茨城県坂東市の河川敷の3か所を結ぶ、幹線道路の防犯カメラには、これまでのところ不審な車両は写っていないことが、警察への取材でわかりました。

これら3か所は、防犯カメラが設置されておらず、地元の人以外にはあまり知られていない農道などでも行き来できるということです。

警察は、こうした農道などを使った可能性もあると見て、範囲を広げて不審な車両の洗い出しを進めることにしています。