バトミントン

高円寺の某ビデオスタジオで作業とか。
これまで幾つかの話数を意図的に作業保留にしてきたのですが。
そのわけは、ネガに白いフィルムが沢山あって(いわゆる業界でいうところの白味)、つまりネガが「歯抜け状態」になっているということがあって。
その白味部分に入れるカットは、おそらくテレビ局に納品するときに、他の話数から持ってきてビデオで差込み編集をした部分。これまでそれを探すのが面倒で作業を保留にしていたのだけど、さすがにスケジュール的にそうも言ってられず、サルベージを始めたのですが。
単純にBANKカットを差し込めば終わると思っていたのだけど、ようやく他の話数で見つけたカットが微妙に尺(秒数)が違う。
むー。どういうことだ。
使用したカットはどこにあるのだ?
そんなことでオタオタしました。はぎれのネガは、オーケーカットでも捨ててしまったのでは、とか怖ろしいことを想像したり。
まあ、でもこのデジタル時代、なんとかなるものです。凄いなー。
さて、修正作業は37話です。
この話、実はね。
前にも書きましたが。
当時、自分の周辺で、スタッフと共通言語を獲得するための例として、よく相米慎二監督の作品を例に挙げていたのですが。僕は断然「雪の断章」が好きで。
オマージュは二シーン。
さてさて、どこでしょう。
ボールの音

先日も5.1chのダビングをしてきましたよ。
どういう手順で行っているかというと。
大体、いっぺんに5本ぐらいの話数を観ます。
まず最初は、先週までのチェックで直しをお願いしていた話数のチェック。
その後、二本は新しく音をつけた話数のチェック。
…という流れで作業を進めます。
まず。
5話、6話、の修正のチェック。
6話で七実の顔にボールがぶつかる音に苦労する。
「痛そうだ」というニュアンスの音。リアルで尚且つサラウンド感(空間の広がり)を出す。
「ドス!」という重い音はウーハーの音成分。
リアスピーカー(サラウンド)で、バリバリという「物がきしむ」音を重ねる。
うーむ。
ウーハーの音成分とリアスピーカーの音成分が打ち消しあって、
音に広がり(空間)を感じない…。
試行錯誤で、作業が中断。困った困った。
しかし。
スタジオDのYディレクターのツールステクニックで、見事な音が!
「ベギッ!」
と痛そうに七実にボールが命中。
こんな笑えるシーンにも力を注いでます。
後。
7話、8話の仕込み音のチェック。
7話はBパートの決闘シーンを立体的な音響に設計し直すことに。次回の宿題。
8話は「因果応報」、冬芽の携帯電話の音に笑う。
雨だ
とも蔵へ
今日、花見に行く予定だったのだけど、中止!!
雨が降ってきたからね。。。
明日はウテナのダビング。
途中で桜が見られるといいんだけど。
お花見
いくにぃさまへ。
お花見して来ました〜(*^_^*)
夕方から雨になっちゃったけど、
素敵なお花見でした♪
大学生のジャズサークルの人が演奏してくれて、臨場感たっぷりでした(^_^)v
外で音楽聴くのって、素敵ですね!!
最高のご馳走でした(>ω<)
§とも蔵(*゜ω゜*)§
カレー

たまに励ましのメールとかを頂きます。
ありがとーございます。
ご質問も頂いたりしたので、返答させて頂きます(たまにはね)。
幾原さんの日記に以前出てきた、
吉祥寺のカレー屋さんがどこなのか気になります。
すごく気になったまま一年近くたちました…
もし宜しければ教えて下さいませ。
いつの日記に書いたかは忘れてしまったのですが、多分、吉祥寺なら「まめ蔵」のことではないでしょうか。「吉祥寺 まめ蔵」で検索すると、わかると思いますよ。
「まめ蔵」はですね、「めぞん一刻」というマンガの中で、主人公とヒロインの管理人さんが待ち合わせに使っていました。喫茶店の「ま・めぞん」と「まめ蔵」を間違えて、すれ違って会えない…という印象深い使われ方をしていて。
僕が「まめ蔵」が本当にあるお店だと知ったのは、丁度、ウテナを制作していた時期です。その頃、事務所が隣駅の西荻窪にあり、そのとき事務所にいた人に連れて行ってもらったのが最初です。そういえば、もう10年も通っているのですね。とは言っても、僕も年に何度かしか行かないですが。
東京タワー

打ち合わせで、ウテナの劇伴の作曲家、光宗さんのお宅にお邪魔してきました。
光宗さんと会うのは、劇場版の収録以来か?
お互いに「ご無沙汰〜」と感動。
「声優の川上さんとブログやってますよね?」と、このページのことも知っててくれてます。
打ち合わせは、ウテナの新しいCDについての説明。
「本当ですか?」
「ええ〜そんなことするの?」
と、大いに盛り上がりました。
みなさま、お楽しみに〜。
あっと驚きますよ。
それはさておき。
光宗さんの自宅のリビングのまどからは、物凄く東京タワーが綺麗に見える!
これは、赤プリのヘタな部屋より、よっぽど凄い!
一緒に打ち合わせに参加したS利プロデューサーと共に、絶景の写真を撮りまくる。
オレ:今年のクリスマスパーティーはここですよね!
光宗:え?
ダブルぶっきんぐ
とも蔵へ
ホワイトデーえええええ!
今度会うとき、何か持ってく!
それはともかく。
ウテナのダビングが、*曜にフィックスされてしまったので、そっちに行くときは調整が必要。。。
幾原
ホワイトデー
いくにぃさまへ。
ホワイトデーなの〜(*^_^*)
今日のとも蔵は特に変わったこともなく、
仕事から帰って来て、
アポロとまったりしてます。
近頃ブログに参加しなくてごめんなさいm(__)m
バタバタしていて(^_^;)
§とも蔵(*゜ω゜*)§
首が治った!

五反田の某ビデオスタジオで、5.1chの音響確認。
先日ダビング済みの1話でテスト試写。
…とは言いつつも、まだ画面のデジタル修正が終わってないのですが。
ビデオスタジオのI藤さんが主題歌を聴いて感動してくれました。
「5.1chで聴くと、こんなに違うんだ〜。俺も買おうかな」とのこと。
(あ、また書いちゃった。I藤さんゴメン)
よく「5.1chは、オーディオシステムを持ってないと聴けないの?」
と質問されるのですが。
確かに、正確な意味で5.1ch音響を再生するには、それなりのシステムが
必要なのですが、普通のテレビのスピーカーで再生しても、サラウンド感が
増しているので、体感する音は、以前のものと比べ物になならいほどいいです。
今回、普通のテレビで見ても、そう感じるように注意してミックスしてるので
ご心配なく。
華麗

今日はダビングで、大江戸線***駅のスタジオD。
1話のリテーク確認。
3話の宿題確認。むーん。。。どうしたものか。
4話。七実の「ああ〜」のところが、サラウンド効果で、物凄く華麗になった。
…にしても首が…。
病院に行く時間がない…。
明日は五反田の某スタジオ。今日仕込んだ1話の音響確認。
五反田は遠いな〜。歩きも入れると二時間ぐらいかかる。
まだ痛い

首が痛い…。まだ治らない。
ビデオ編集で、ずっとモニターを見ているせいだろうか。
ここ数日、多少暖かくなってきてマシになったけど。
昨日、高円寺の某ビデオスタジオで作業してきました。
実は、数回、レポートをとばしてました(スマヌ)。
このところ忙しくて。
とばした分も含めて、ちょっと駆け足で。
32話「踊る彼女たちの恋」
以前にも書いたけど、製作中、身近な人間と一緒に、何度か映画「ロストハイウェイ」を観た。監督補の金子君とも一緒に観たのだが、彼なりに咀嚼した表現がこれ。
チュチュが電話に出る→七実が電話を取り上げる→受話器の向こうで女の声→イラついた七実「誰?」→突然、男の声で「世界の果だ」
このタイミングが絶妙で可笑しい。
33話「夜を走る王子」
当初の絵コンテでは、もっとディティールが細かかったような気がする。バスルームなどの点描写があって、ケロリンの洗面器や、地方旅館名入りのタオルが描かれていたように思う。
なんてローカルな味わい…違うだろう…。
リアルではあったが「そっちじゃないだろう…」ということでカットしたのだと思う。
テレビ放映では浴衣が白色だったような気がする。それもやっぱり
違うだろう…。
とういうことでビデオ発売に合わせて原盤を修正した。
34話「薔薇の刻印」
今回の作業で、ある箇所の見せ方が大きく変わることになった。
これまでのテレビ放送、ビデオなどに比べ相当にショッキングな絵が登場する。
当時、幾つかの事情で自粛していたのだけど、今回は「もういいだろう」ということ。
その箇所は…秘密。驚きますよ。
35話「冬のころ芽ばえた愛」
一箇所、作画に問題がある箇所を発見。チラッとだったらほっておくのだけど、長い秒数、画面に映っている。どうしよう…。
結局、自分で作画修正することになった。軽く引き受けたが、やってみると大変だー。
そうか!
首が痛いのはこれが原因か!?
ディオスの剣

首が動かなくなってしまった。“寝違え”たらしい。
新宿から大江戸線の***駅前、スタジオDにてダビングテスト、1話〜3話。
先日、宿題になっていた箇所の再確認。
難しいなあ…。
5.1chをあまり意識しすぎると、テレビ放送時のときと効果音の印象が変わってしまう。
「あれが好きだ」という人がいるからな。。。
折衷案か。
テレビ放送時の音の印象を残しつつ、の作業は案外難しい。
アンシーの胸から剣が出るシーンは「ズドーーン!」と物凄いサラウンド効果になった。
これ、通常のテレビのスピーカーで聴いても、けっこうインパクトあると思う。
主題歌「輪舞-revolution」の印象も、ちょっと変わったかもしれない。
5.1chに広げたことで、これまで耳に残らなかった音色が聞こえるようになった…と思う。
特にBメロのコーラス部分のハーモニーで、メロの後半では裏メロのコーラスが立ち上がる…ように自分には聴こえる。
でも、これは自分でミックスしたから特に自分に聴こえるだけなのかもしれないけど。
作業中、首が動かなくて困った。
周囲と話をするときに、首が動かないので上半身全体を使って体の向きを変えていると、まるで「サンダーバードの登場人物のようだ」と受けてしまう。
ついにオレ、マリオネーション化?
朝までかかった

キングレコードで音楽の5.1chミックス作業。
「時に愛は…」
「絶対運命黙示録 industral mix」
「絶対運命黙示録 with 万有引力」
計三曲の作業。
終わりそうで終わらない。
「時に愛は…」
5.1chで聴くとリズムのタッチが周囲をグルグル回るのだけど、これがなかなか難しい。
5個(正確には6個だが)のスピーカーに音を移動せながらの曲進行なのだが、リア(サイドスピーカー)のあたりはともかく、前のスピーカーの場所で、どうしても他の音とぶつかってしまう。
ぶつかるのがそれほど大きな音じゃなくても、「音の成分」が近いものだと、お互いの音のいい部分を消しあってしまう。
むー。
思い切りが必要なのだ。
「あれもこれも」なんて考えていると、「本当に聴きたい音」が聴こえない。
おお。まるで人生のようじゃないか。
「絶対運命黙示録 industral mix」
これは2クール目で使用したバージョン。
1クール目は杉並児童合唱団の女の子達の声だけだったのを、アレンジを変え、さらに男性の合唱を加えてある。
当時、「絶対運命〜」は最初のバージョンの録りのときから、試行錯誤が続いた。
「いわゆる70年代のプログレ調で」という合言葉で作ったはずだったのだが、「70年代のプログレ」という言葉のニュアンスが僕と光宗さんとで解釈が違っていた。
僕はピンクフロイド的実験音楽…が70年代プログレだと思っていたのだけど、光宗さんはグルーブ(その場の、のりで一発録り)感が70年代的だ…というバンド編成でのアレンジ。
もちろん、どちらが正しいという正解などはない。
ただ「いや、こうじゃないんだけど」といい続ける僕に凄く空気が悪くなる…という収録現場だった。
いったい何が違うのだろう?
なやみ続けていたのだけど、ついにその理由が分かる日がきた。
「絶対運命黙示録 with 万有引力」
この曲によって、ついにシーザー氏本人のアレンジで収録が行われた(当時の話ね)。
そして、その収録(おもにミックス)を間近に見て、ついに分かったのだ。
そうか、******を******すると、ああいう音になるのか!
まさに舞台環境で作り続けられた音楽ならではのミックスだったのだ。
後に映画のときに「絶対運命黙示録 Adolescence cover」という曲を作ったのですが。
そのときには僕たちも満を持しての作業で、すっかり70年プログレの極意を身につけました。
でもね。
今回、改めて全部を聴いてみると最初の杉並の「絶対運命黙示録」ってピュアでいい。
なんだか怪しげな音楽にピュアな少女達の声。
そうかー。
最初の視聴者さんたちには、こういう印象で聴こえたのだな…と、ちょっと感慨。
(狙いじゃなかったのか!?)
自分はいつも何の作業をしていても「ちょっと違うよなー」なんて感じでしか聴けないので、そういう意味でドキドキしたな。
実はね。
この「絶対運命黙示録 with 万有引力」は、今回の5.1chミックスで最も苦労したのです。
作業は終電はおろか、明け方までかかりましたよ。
やっぱり今回も一番苦労したのは*****を******する箇所でした。
秘密だけどね。
ろまんすぐれい

映画「ラスト、コーション」を観た。
アレのシーンが話題の映画です。
どんな客層なのだろうと、映画館に入って周囲を見渡すと、意外にもロマンスグレーのカップル率高し。
そうか!
文芸映画という口実で、そんな需要が!
そんないらない情報はともかく。
映画はとてもよかった。
特にヒロインの女優さんと、相手役の男優さんがよい。
しかしね。
この映画の一番の見どころは、アレのシーンではなく。
物語後半にある「歌」のシーンなのですよ。
(以下ネタバレ。これから見る人は読まないように)
男の仕事ぶりは、いっさい登場しないのだが、そのシーンのロケーションによって、男がとても怖ろしい場所に生きていることがわかる。
同胞を金で売っているといわれている男の氷の心が、ヒロインが身体を捧げても一向に心を開かない男が、ヒロインの歌に涙する。
ここが最大のラブシーンで。
アン・リー、がんばったな。
オレが言うことじゃないが。
大遅刻

遅刻したーーーーー。
しかも1時間も。
子供の頃ね。
「がきデカ」って漫画が好きで。
その中に、大泉学園から電車に乗って、池袋に行こうとしたけど、間違えて(反対方面の電車に乗ってしまい)所沢に行ってしまう…みたいなネタがあったのだけど。
「いつまで乗っても池袋に着かないよ!」みたいな。
まさに今日のオレは がきデカ。新宿から大江戸線に乗って、某駅を目指す。
大江戸線は六本木に行くときに乗るけど、その反対方向へ乗るのは初めてだったかも。
でな。
気がつくと終着駅なんだよ(By 光が丘)。
あれ?
乗り過ごしたか?
反対側の列車に乗り換えて戻る。
新宿に着く。
…あれ?
また乗り過ごした?
えええ?
どういうことだあああああ!?
都庁前で乗り換えるのかい!?何で同じ大江戸線で乗換えがあるのだ!?
ああああ東京砂漠!今日は、ウテナの5.1chのテスト。
取り合えず1話目をデモ・プレビュー。
大遅刻で迷惑かけたよ。。。
いつも遅刻のオレを許して。
出たよ
中村明日美子嬢に新刊『
同級生』を頂きました。
痛せつなくキュンとします。
メガネ!
兄貴!(先生な)
恋!
…そして僕は途方にくれる。
みなさんも是非!
おぼえられない

人の顔がまるで覚えられない。
待ち合わせでは、いつもキョロキョロしてしまう。
「この人だっけ?」と声をかけそうになって違った日には、すっかり怪しい人だ。
(またそれが多い!)
この話を人にしても、大げさな…と思われてしまうようなのだけど。
自分では、もう切実に怖い…。
大切な人を忘れてしまったりな!
パーティーなんかでは、声をかけてもらっても内心「誰?」状態。
数秒、当たり障りのない雑談をしていて(「最近、調子はどうですか」とか)、運がよければ思い出せる。
たまに、その場では思い出せなくて、ゴニョゴニョと「じゃあ、また」と別れ、夜中の布団の中で「ああ!」と思い出したりすることもあって、まったく冷や汗ものだ。
(この前のメディア芸術祭のパーティーとか!)
なぜ覚えられない?
ある日、突然誰の顔も始めて見る人になるんじゃなかろーか。
そんなこと想像してしまって怖い。
ギリギリだったな!
とも蔵へ
堂々と言うが今年は君からもらった義理チョコひとつきりだった!
あぶなかった! ひとつでもあってよかった!
ありがとう…。
幾原
ハッピーバレンタイン!!
いくにぃさまへ。
ウキウキしてますか〜?
今日の仕事で
スタジオの外に
出待ちの女の子達がいて、
なんだかとっても微笑ましかったです(*^_^*)
みんな無事にお目当ての人にチョコ渡せたかな〜?
がんばれ女の子!!
ですね(^_^)v
若干一名、
ここに頑張ってない女子もいますが・・・・(^_^;)
ま、それはそれ
これはこれ。
§とも蔵(*゜ω゜*)§