先日購入した中古デジタル一眼レフカメラ。
前々から欲しかったのは間違いないが、そろそろ咲くはずの桜を綺麗に撮りたくて、入手したというのが本当の所。
とはいえ、当地の桜の開花はまだまだ先のようだし、ギックリ腰になった自分の回復もいまいちで、外を歩き回るほどの元気はない。
桜が咲いたとしても、手に入れたばかりの一眼レフをすぐに使いこなせるはずもなし。
銀塩フィルム時代に、美術大学や趣味で写真の心得は多少あるが、デジタル一眼レフカメラの操作性は、機能の進化も大きく、分からないことも多い。
そんなわけで、屋内のショボい被写体だが、ぼちぼち写真を撮っている。
現在3種類のレンズを持っているが、今回の写真は前回入手したシグマの28-80㎜ F3.5-5.6 Macroのみで撮ったものになる。
一応マクロレンズなので、接写から。
というか、部屋が汚いので接写でないと人に見せられるような写真は撮れない。
後に続く写真も接写が多い。
広角端の28㎜で撮っているが、若干画角が足りない。フルサイズ一眼レフでは28㎜でもAPS-Cセンサーのカメラでは、42㎜相当となる。35㎜相当の24㎜以下のレンズが欲しくなるところだ。
これまで、コンデジではこういう被写体を撮る機会はなく、広角は必要ないと考えていたが、こういう事があると欲しくなる。
単焦点レンズが欲しいが、広角レンズはヤフオクでは安い出物はなく、諭吉さんが何人も必要な高級レンズが多い。
再び接写。こうして撮るとボロ家も趣深い。
若干明るい場所で、逆光の写真。上の写真も逆光だけどw
ピントが手前過ぎ。オートフォーカスの扱いにくい所だ。マニュアルで灰皿の中心にピントを合わせればよかったか。
一応画面の中央でピントが合うモードのはずなのだが、合焦点が何故か移動する。そういうモードなのか?元々そういう機能なのか?ちょっと分からない。説明書を読み直さないと。
洋風の家が好きで嫌いな実家だが、ほんと写真の素材としては悪くないなw
感度の設定は、全部ISO800である。
縮小しているので、あまり目立たないが等倍ではかなりノイズが多い。
古い機種で、最高ISO1600しかないので仕方ない所だ。これでも、同じセンサーを使用する上級機K10Dよりは、高感度時のノイズが低減されているというだ。
それで、クラスとしては下位だがK200Dにしたのである。
クラスとしては更に下のエントリー機で、少し後に出てきたK-mの方が高感度性能は良いが、全体的に機能は劣る。
オークションではK10D,K200D,K-mのPENTAX3機種が、同じような価格帯で出ていた。それぞれ一長一短の機能性能で、なかなか悩みどころだった。
まあ、感度に関してはドングリの背比べである。最新の機種ではISO20000を超えるのが普通で桁が違う。
感度が高くてもノイズの少ない絵が撮れれば、あらゆる面イージー*1で、楽をしたい人や初心者は最新機か、そうでなくてもまだ新品が売られている現行機を買うべきだ。
そんなことをいわなくても、普通はそうする。自分が特殊なだけだ。
自分は、銀塩フィルム時代はISO400が最高で、800が撮れれば楽になると思っているような人間だから我慢が出来る。
これでも、前に使っていたコンデジ、Canon PowerShot 590ISの800よりはノイズが少ないので満足だ。
このころのPENTAX機はオートフォーカスも暗所で弱く、今の基準でいえば何も良いところがない。
自分は、暗所の撮影はあまり考えておらず、明るい屋外で風景や草木を撮ることをメインに考えているので、分かっていて選んだようなものだ。
まあ、あえて暗い条件で写真を撮って限界を探ったのである。
そのうち感度の高い機種が中古で安く出回ったら、買い替えればいいだけだ。レンズは流用可能なので、ボディだけを買えば済むのである。
PENTAX デジタル一眼レフ KP ボディ 【ブラック】 KP BODY BLACK 16020
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- 発売日: 2017/02/23
- メディア: Camera
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最高感度ISO819200だって、凄すぎるな。他社はもっとか?
*1:感度が高ければ、暗い場所でも撮影できるし、シャッタースピードを速くできるので手ブレも防止できる。絞りも絞れるので、ピントの合う範囲も広くピンボケになりにくい。