福山 ドローンで広場を調査

福山市北部の標高200メートル余りの山の頂上にある広場が前方後円墳のような形をしているとして、地元の町おこしグループが古墳かどうか探ろうと小型の無人機・ドローンによる調査を行いました。
調査を行ったのは、福山市北部を中心に活動する町おこしグループ「福きた!元気な町つくろう会」です。
福山市駅家町にある標高255メートルの大城坊山では3年前、地元の町内会の人たちが平らな山頂部分の木々を伐採し、一部を舗装するなどして展望広場を整備しました。
この展望広場をおととし7月、まちおこしグループのメンバーが訪れ、広場全体が前方後円墳の形に似ていることに気づいたということで、一帯が古墳だったら町おこしにもつながると考え、調査を行うことにしました。
28日は、グループから委託を受けた測量会社の社員2人がドローンを飛ばして全長およそ100メートルの広場の上空や周辺から動画や写真を撮影しました。
グループの代表を務める久良俊道さんは「福山市北部には多くの古墳があり、この広場も古墳の可能性があるのではないかと思った。
28日撮影した画像などは福山市に提供するつもりなので今後の採掘や測量などの調査を考えてもらえれば」と話していました。