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 ゆうちょ銀行は2019年にも、担保を必要としない個人向けの融資事業に参入する。ゆうちょ銀の口座を持つ人に、最大50万円を貸し付ける。近く総務省と金融庁に新規事業として申請する見通しだ。

 利用者がATMなどで現金を借りられるほか、サービスを申し込んでおけば、公共料金やクレジットカード利用代金の引き落としで口座の残高が足りない場合に不足分が自動で融資される仕組みにする。ゆうちょ銀はすでに、定期貯金を担保にした融資は始めている。

 ゆうちょ銀は12年に企業向けや個人向けの融資事業への参入を総務省と金融庁に申請したが、金融庁が「審査体制が不十分」と難色を示し、高市早苗総務相が昨年12月、ゆうちょ銀に申請内容を見直すよう求めていた。今回の融資では、審査は外部に委託するという。

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