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米国で「最も臭いスニーカー」コンテスト、12歳少年が優勝

 3月28日、米ニューヨークで全米で最も臭いスニーカーを競うコンテスト(ロッテン・スニーカー・コンテスト)が行われた。42回目となった今回は、全米から7人の若者が決勝戦に出場、4回目の挑戦となった12歳のコナー・スロコム君(写真右)が優勝した。写真は自分の靴の審査を見守るコナー君(2017年 ロイター/Shannon Stapleton )

 [ニューヨーク 28日 ロイター] - 米ニューヨークで28日、全米で最も臭いスニーカーを競うコンテスト(ロッテン・スニーカー・コンテスト)が行われた。42回目となった今回は、全米から7人の若者が決勝戦に出場、最高に臭いスニーカーを出品した。

     優勝を果たしたのは、4回目の挑戦となった12歳のコナー・スロコム君。4人の審査員が履き古したスニーカーの臭さに感服した。

     米航空宇宙局(NASA)の科学専門家ジョージ・オールドリッチ氏は、コナー君は靴の臭いの全要素を作り上げたと評価。「1つは腐敗臭、次は鼻への刺激による催涙系のピリッとした臭い、3つ目は不随意反応だ。彼は3つとも再現した」と述べた。

     参加者によると、腐敗臭の作り方としては、靴下なしで靴を履く、泥水の中を歩くなどの方法がある。

     コナー君には、賞金2500ドル(約28万円)とブロードウェーのチケットが贈られた。

     このコンテストは、バーモント州のスポーツ用品店オーナーが、スニーカーの新商品の宣伝で1974年に企画。88年にフットケアのオド・イーターズ社が公式スポンサーとなった。

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