
一見すると本の断面(小口)は金箔が塗られているなのだが、その小口を斜めに押すと、様々な絵が浮かび上がってくる。
これは「小口絵」と呼ばれるもので、17世紀後半より英国で広まった装幀技術の一種なんだそうだ。
Fore-edge Painting
ぱっと見は金箔が塗られているだけの小口だが

押して斜めにするとこのように絵が浮かび上がってくる

実に遊び心満載の「小口絵」だが、最近になるまでこの種の本を知る人はほとんどいなかったそうで、ブリタニカ百科辞典にも長いことその記載がなされていなかったという。
今はYOUTUBEで様々な小口絵を堪能することができる。
amazing fore edge painting
A fascinating art
Fore Edge Books
▼あわせて読みたい
悪魔が書いた聖書。中世最大の写本「ギガス写本」
これぞ職人技!ボロボロの辞書が新品同様に生まれ変わる驚異の修理人
サルバドール・ダリが著した伝説の料理本『ガラの晩餐』(レシピ付)
一冊の本で命を救うことはできるのか?様々な本に銃弾を打ち込んで弾丸が止まるのかを実験してみた
すべては書を守るため。恐ろしき呪いの術を利用した中世流書物の守り方
コメント
1. 匿名処理班
戦時中のスパイも似た方法でドイツの情報を連合側に送ってたよね。
2. 匿名処理班
曲げないと現れないってのがいいね
何かの推理モノのトリックに使われそうだな
3. 匿名処理班
読書に少し疲れた時に、しおり挟んで気分転換に小口絵を眺めるのもいいかも知れない
4. 匿名処理班
ハイクオリティな遊び心だな
5. 匿名処理班
むかしむかしのそのむかし…
辞書の小口を斜めにして(⇒小口絵がみえる状態)好きな女の子の名前を小さく書いたのはないしょの話。
6. 匿名処理班
作り方が分からなくて少し調べたけど
「面白い」という記事はいっぱい出てくるけど肝心の原理を説明してくれるところが見当たらない
どうなってるんだろう
7. 匿名処理班
※3
あんまり難しい本になると何度も何度も目にすることになるからそのうち絵の景色が夢にまででてきて・・・
うわああああああああああああ
8. 匿名処理班
最近の本て返本されると小口研磨されちゃうの多いから、こういう小口に何か工夫を凝らして研磨しにくくするとかしたらいいのに
9. 匿名処理班
父親が大切にしてる難しい本をギュッとしたらエ い絵が出てきたらイヤだな
10.