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【プロ野球】

賭博失格から巨人復帰の高木京が3軍合流 黒スーツ姿でチームメートに謝罪

2017年3月29日 紙面から

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 野球賭博事件で1年間の失格処分を経て巨人と育成選手契約を結んだ高木京介投手(27)が28日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた練習に参加し「契約してもらえた事が信じられない。ユニホームを再び着させてもらえたうれしさと喜びにあふれています」と改めて心境を語った。

 練習前に2、3軍の選手や首脳陣がつくった円陣の中心に、黒スーツ姿の高木京が堤GMとともに進み出た。謝罪と「二度と同じ過ちを繰り返さないよう、真摯(しんし)に野球に取り組み、ひた向きに野球に取り組んでいくのでよろしくお願いします」と決意表明すると、チームメートから拍手で迎えられた。その後キャッチボールなどで約2時間、体を動かした。

 1年2カ月ぶりのジャイアンツ球場。復帰を間近に控えて食事が喉を通らず、体重は1年前の88キロから78キロまで落ち、以前に比べると明らかにほっそりとした体になった。処分を受けてからは母校の国学院大で練習を続け、週に3回はブルペンでの投球も欠かさなかったが、個人では限界もあった。堤GMは「支配下に戻す想定はしていない。当面は体づくりになる。1、2カ月は実戦登板なんてできないだろう」と厳しい見通しを話した。(園田佳子)

 

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