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Life in Bloom

はてなブログ初心者の雑記ブログ。捨捨捨→断捨離へ。Be Simple Not Plain

ソフトウェアのエンジニアだとかデザイナーをしていて会社を辞めたい人、「海外で働く」って選択もあるよ

ビザ カナダ

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ソフトウェアのエンジニアだとかデザイナーをしていて、会社を辞めたいって人へ、「海外で働く」っていう選択もあるよってことを伝えたいです。

 言い訳のようで申し訳ないですが、私はこれ系について全然詳しくないんですよ。だから、もしかすると仕事内容についての理解に勘違いとかもあるかもしれないんですけど、私なりに調べたことと実際に話に出てきた現地の声なんかを書いてみるので、茶飲み話程度にかるーく読んでくれると嬉しいです(*'▽')

 

今回の記事を書いてみようと思った理由は2つあります。

1つは、業界がブラックだとか激務で会社を辞めたいって書かれている方が多いということ。

2つ目は、現在カナダ在住なのですが、何回もカナダ人らに聞かれたことがあるからです。

「日本人でエンジニアの知り合いいない?」って(*'▽')

 

 

 

日本人がほしい

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「日本人はよく働く」ということは、もはや世界中の人が知っています。同じく日本の「技術が高い」ということもです。さらに「協調性が高い」ということも日本人が欲しい理由であるようです。これらは実際に私が現地の人たちから言われたことです。

私はIT業界で働いていませんし詳しくもないのですけれど、コネクションを大切にするカナダ人たちから、私が日本人だということで何度も「日本人のエンジニアの知り合いいない?」って聞かれました。

「日本にならいるけどねー」という話をすると、

みんなそろって「なんで日本人は応募してきてくれないんだ?」「カナダはそんなに魅力ないのかなぁ( ノД`)」と嘆きます。

いやいや、英語でしょ(;'∀')

日本が好きだからでしょ!

まさか雇ってもらえるだなんて思わないでしょ(;'∀') 

って色々なことを思いました。

 

でもね、話を聞いてみると「雇う気はある」ようなんです。

 

 

カナダではソフトウェアエンジニア/デザイナー専門のビザがある

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というのも、カナダではソフトウェアのエンジニア/デザイナーには「国家職業」っていう分類でのビザがあります。

このビザの取得方法は、「すでに会社で雇用されていてビザサポートをもらう」のが一般的です。

一方、回り道のようですが確実な取り方はこれです。日本で社会人を経験してからカナダへ学生としてやってきて、在学時にインターシップ等で現地企業での職業体験をし、インターシップ先でそのまま採用→ビザサポートというステップです。

また、ワーキングホリデーで来られる年齢であれば、ワーキングホリデーの制度を利用してきて、会社に入り込んでサポートをもらうというやり方もあります。

他に、直接海外転職サイトから入る方法もあります。この入り方で来ることができれば、ビザの心配もないですしサポートも充実しているでしょうが、求められる基準レベルが高すぎるので、少し現実的な目標の定め方ではないように私には感じられました。

 

 

インターンシップは学校からのサポートがあるところもある

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私が調べた中では、学校在学中にインターンシップ先を探すには、学内応募制度があったり、そうでなくてもインターン生を探している企業を開示及びアドバイスしてくれるような、サポート体制が整っている学校も多いようです。企業側も学校の評判によって「この学校からの生徒が欲しい」っていう好みはある程度存在しますし、学校側も実績を残したいので親身に手伝ってくれるところもあるようです。(反対に、全く関与しない校風の学校もあります(;'∀'))

 

 

専門ビザにカテゴライズされる職業例

以下は、カナダ移民局のサイトに書かれていることです。

ソフトウェア・エンジニアおよび設計者は、ソフトウェア・アプリケーション、技術環境、オペレーティング・システム、組み込みソフトウェア、情報ウェアハウスおよび通信ソフトウェアの調査、設計、評価、統合および保守を行います。彼らは、民間部門や公共部門の情報技術コンサルティング会社、情報技術研究開発会社、情報技術部門に雇用されているか、自営業者である可能性があります。

職業例:

アプリケーションアーキテクト
人工知能(AI)デザイナー
人工知能学者
コンピュータアプリケーションエンジニア
コンピュータソフトウェアエンジニア
コンピュータ通信ソフトウェアの専門家
設計エンジニア、ソフトウェア
デザイナー、ソフトウェア
エンベデッドソフトウェアエンジニア
エンジニア、ソフトウェア
シミュレーションソフトウェア設計エンジニア
ソフトウェアアーキテクト
ソフトウェア設計エンジニア
ソフトウェア設計監督
ソフトウェア設計検証エンジニア
ソフトウェアデザイナー
ソフトウェアエンジニア
ソフトウェアシステム設計者
ソフトウェアシステムインテグレーションエンジニア
ソフトウェア技術者
ソフトウェアテストエンジニア
専門家、テレコミュニケーションソフトウェア
スーパーバイザー、ソフトウェア設計
システムアプリケーションエンジニア
システム設計者
システムデザイナー - ソフトウェア
システムエンジニア - ソフトウェア
システムインテグレーションエンジニア - ソフトウェア
テクニカルアーキテクト - ソフトウェア
通信ソフトウェアエンジニア
電気通信ソフトウェア専門家
テストエンジニア、ソフトウェア

 

って、私には何のことだかさっぱりわかりません。英語をそのまま日本語にしただけなので、もし解釈が間違っていたらすみません。

 

 

年齢よりも実績・実力

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日本で働いていると、どうしても気になってしまうのが年齢です。しかし、年齢なんて北米ではただの「数字」でしかありません。確かに加齢によって物理的に難しくなることはでてきますが、反対に、年齢を言い訳にする方がイメージが下がってしまうような傾向があります。45,6才でキャリアチェンジを考えて学校へ戻る人なんかは珍しくないですし、クラスメートには52才のエンジニアの男性もいました。

確かに未経験+年齢だと、若い年齢の応募者に比べると難しさはあるでしょう。しかし、日本での業界経験+年齢であれば、「即戦力」として働けるので喜ばれることも多いです。

 

エンジニアの給料

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2016年のジョブレートレポートでは、ソフトウェアエンジニアの給料は7位にランクインしていました。

これによると、平均年俸は$ 93,233なのだそうです。

(日本円で7,743,988円(カナダ時間3月28日現在))

残業はないとは言い切れませんが、週末はプライベートの時間を大切に、平日でもヨガやジムなどへ通っている彼らを見かけると、かなり充実した生活を送っているように見えます。他に、ソフトウェアエンジニアの仕事は社会的信用度も高いそうです。

 

 

英語力

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気になるのはやはり英語力ですよね。会議ではもちろん専門用語を使っての会話になりますし、同僚との会話も英語です。しかし、日本人エンジニアを探していたカナダ人は、「技術職だから英語力はそんなに大切じゃないよ。もちろんできるに越したことはないけれど。」と大真面目に言っていました。相手の言っていることを理解し、仕事を間違えて理解することなく遂行することが大切なので、それはどうかな?と思ってしまったのですが違うようです。

彼曰く、「質問があればその都度質問すれば良いし、質問しないで間違ったまま仕事をする方が怖い。慣れるまでは何度でも聞けばいいさ。」だそうです。

また別の人からは、「クオリティーの高いものが出せれば、周りも認めるようになるだろう」とも言われました。

ちなみに前者のポジションはシニアディレクターというもので、人事担当ではないのですが最終面接に現場代表として顔を出すことはあるそうです。後者の人は現場で働くスーパーバイザーさんで、ともに日本人のスタッフを欲しがっていたカナダ人です。

現地で学校へ通うことにするならば、どうしても入学基準を満たす英語力が必要にはなりますが、「日本人が欲しい」と言ってきたのは彼らだけではありません。よって実績や能力によっては、ある程度の英語力には目をつむってくれるようだという印象を受けました。

もし海外に興味が少しでもあるのならば、選択肢の1つとして海外で働くとこを考えるのもありなのではないかと思います。

 

 

おわりに

いかがでしたか。キャリア専門ブログでも自分の専門分野でもないので、私の浅い話とアイディアで大変恐縮なのですが、自分なりに調べたことと現地の声などを書いてみました。はじめの数年間はビザの問題はつきまといますが、欲しいと思ってくれる企業があればエンジニア職はビザも取りやすいです。また、現地の声として、日本人を雇いたい人は少なくないように感じるので、需要は高いと思いました。海外に興味のあるソフトウェアエンジニア/デザイナーさんたちに少しでも参考になりましたら幸いです。