27日の太陽周期に合わせたデータプロット (短期間版)
宇宙天気ニュース
(図の解説はページの下側にあります)
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽は27日間隔で同じ面を地球に向けます。
そのため、太陽に見られるコロナホールなどが起こす宇宙天気の擾乱現象は、
27日の周期で回帰する特徴があります。
従って、過去の履歴を見る事で今後の宇宙天気を予想する事ができるのです。
このページは、宇宙天気の周期性を調べるために、数種類のデータを選び15日幅で作成しています。
データの内容は以下の通りです。
太陽X線
(
NOAA/SWPC
)
フレア(太陽爆発)の発生状況を見ます。
Mクラス以上のフレアに対して、青丸で発生を示しています。
大きなフレアや、時間幅の長いフレアが発生した場合、2〜3日後に太陽風が急に高速になる場合があります。
太陽風速度
(
NOAA/SWPC
)
太陽風の速度の変化です。 コロナホールが周期的に地球を向くため、速度上昇にも周期的な変化が見られます。
セクター
(
NOAA/SWPC
)
太陽風の磁場が、地球から太陽(T)、太陽から地球(A)のどちらを向いているか、青線で示しています。
その判断に使う、磁場の角度φを淡い黄色で示しています。
φ=45〜225度をA、φ=225〜45度をTとして表示しています。
方向の切り替わりによって、太陽風が大きな領域に分かれていると考えて下さい。
この境界を越えるときに太陽風の速度や磁場強度が大きく変わって、磁気圏が乱れる事があります。
IMF Bz,Bt
(
NOAA/SWPC
)
太陽風の磁場の全強度(青線)と南北成分(赤線)の変化です。
南向き成分(赤線のマイナス成分)が大きくなると、磁気圏の乱れが大きくなります。
太陽風の速度上昇と同時に起こった場合、磁気嵐に発達することがあります。
沖縄変動
(
NICT
)
沖縄の磁場変化から、静かな時の平均的な変化を差し引いた値です。
磁気嵐が発生したときに、このグラフが大きくマイナス側へ下がります。
下がり幅が大きい程、磁気嵐が発達している事を示します。
沖縄短期変動
(
NICT
)
沖縄の磁場の短時間の変化幅を示しています。
オーロラ活動が活発になるのに合わせて値が大きくなる傾向があります。
磁気嵐ではないものの、磁気圏の乱れが活発になっている事を知る手がかりになります。
静止軌道電子
(
NOAA/SWPC
)
GOES衛星が静止衛星軌道で観測した、2MeV以上の高エネルギー電子の変化です。
太陽風の速度が高速になると次第に増加する性質があります。
10の4乗の線(茶色の破線)を越えると、衛星の運用に障害が起こりやすくなります。
沖縄で擾乱が観測されると急減する傾向も見られます。
コロナホールによる擾乱は、周期性が強く、予想がしやすい現象です。
コロナホールやセクター構造と、磁場の強度変化との関連性にも注目して下さい。
大きなフレア(太陽爆発)によって、突然太陽から高速のプラズマが飛んでくる事があります。
太陽風の速度が急上昇し、磁場強度が増え、磁気嵐が発生(沖縄変動が急降下する)します。
この様な突発的な現象には、繰り返しの傾向はありません。注意して下さい。
前周期の変動と見比べて、これからの宇宙天気の移り変わりを予想して下さい。
図は15日幅でプロットしています。
表示は世界時ですので、日本時間には+9時間することで換算できます。