こんにちは、釣太郎です。
昨日は、お花見にぜひ持って行きたい、便利グッズを紹介しました。
今日はワイン選びです。
どのような基準で、お花見用のワインを選んだ方が良いか、ご案内しようと思います。
今回、見た目の良いワイン(これもこれで良い事だと思います。)はあえて外して考えたいと思います。
ズバリ「味」に焦点を絞ります。
まず、お花見でワインを飲む状況を想像してみます。
①みんなでワイワイ
②料理はおにぎり、から揚げ、たこ焼き、焼きそばなど
③ワインはほぼ常温
以上の3点が考えられます。
そこから考えると…
まず、①のみんなでワイワイ飲む場合、複雑な味なワインよりも、シンプルで分かりやすい味のワインが良いです。
渋い、辛い、甘いがわかりやすい味。よってヨーロッパのワインよりは、アメリカ、チリ、オーストラリア、日本などの新世界のワインが良いでしょう。
ヨーロッパのワインよりは比較的価格も低めなのも魅力です。
②の料理は持ち寄りが多いので、自然と色々な料理が集まります。個性の強いワインよりはバランスの良いワインが良いでしょう。よってぶどう品種は白ならシャルドネ、赤ならメルローが良いです。1本に絞るならロゼワインが最適です。
③の温度。昨日ご紹介した、ワインを冷やす道具(ル・クルーゼ Le Creuset アイスクーラースリーブ・WA126 ブラック)があれば良いのですが、用意が出来ない事が多いかと思います。よって、常温に近い温度でも美味しいワインが良いでしょう。
赤ワインは常温で飲む事が多いので問題ありませんが、白ワインは少し考えて方がよいかもしれません。
では温度が上がっても美味しい白ワインはどのようなワインでしょうか?
南米・南仏など比較的暖かい地域で作られたシャルドネの多くが、それにあたります。
専門的に言うと乳酸発酵がなされている白ワインです。
通常、白ワインにはリンゴ酸が豊富に含まれています。そのリンゴ酸は冷やすと美味しく感じる酸です。
一方、乳酸発酵したワインはリンゴ酸を乳酸に変えています。乳酸は冷やさない方が美味しく感じる酸なのです。赤ワインが常温で美味しく感じるのも、乳酸が豊富である事が一つの理由にもなります。
樽熟成が効いた、ボリューム感のあるシャルドネは冷やしても美味しいですが、常温に近いぐらいの方が、おいしく感じます。
以上を踏まえて、
白ワインは、チリまたはカリフォルニアのシャルドネ
カレラ シャルドネ セントラル・コースト キュヴェ・V 750ml
ロマネ・コンティでワイン作りを学んだジョシュ・ジェンセンが作る、贅沢なシャルドネ。
赤は、カリフォルニアか日本のメルロー
日本を代表するメルロー産地である長野県塩尻市桔梗が原地区主体のメルローを使用。日本のメルローらしい調和のとれた上品な味わいが特徴。
ロゼは、南フランス
ミラヴァル コート・ド・プロヴァンス・ロゼ[2015] [正規品] ロゼワイン/辛口 [750ml] Miraval Rose
ワイン・スペクテータ―・トップ100リストに初めて入ったロゼ。
バラのような華やかな香りと、イチゴのようなフルーティでフレッシュな、辛口ロゼワイン。
いかがでしたか?
もしワイン選びに迷っていたのであれば、参考にして頂ければ幸いです。
今回は、「お花見で美味しく楽しめるワイン」を「味わい」に絞って選びました。
どれも味も香りも良いので、出来れば紙コップじゃない方がよいですね…
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みなさん、良いお花見を!!