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【経済】

東芝米原発が破産法申請へ 損失1兆円規模、財務再建

 経営再建中の東芝の米原発子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)は現地時間の28日(日本時間29日)、米連邦破産法11条の適用を申請する方針を決める。即日申請し、経営破綻する見通しだ。日本の民事再生法に相当する再建型の破綻処理で、東芝は1兆円規模に上るとみられる損失額を確定する。WHを連結対象から切り離し、海外の原発事業からも撤退、財務基盤を立て直す。

 破産法適用で当初見込んでいた7千億円強の損失は大きく縮小されるが、WHの親会社として約8千億円の債務保証があり、追加損失も発生する可能性がある。東芝は穴埋めのために半導体事業の売却を急ぐ。

(共同)

 ウェスチングハウス・エレクトリックが米ジョージア州で建設中の原子力発電所

 ウェスチングハウス・エレクトリックが米ジョージア州で建設中の原子力発電所
 

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