1/1
エピローグ
私の名前は、2B……?私は一体どうしてここにいるのだろうか?
誰かが私を呼んでいる…………
「2B…………2B……起きてください。」
私を呼ぶのは誰だろう?
「2B、速く起きてください。あぁ~もう!ポット、電気ショックをお願いします。」
僕は、四角い形をしたアンドロイドサポートポット、タイプ321Eに2Bを起こすための電気ショックを頼んだ。
「9Sによる指示を承諾、該当、2Bへの電気ショックによる覚醒。実行。」
ポット321Eが、ベッドで寝ている2Bの上へ浮遊していく。
「目的、2Bをほそく、完了、電気ショック起動。」
ポットに着いているアーム間でバチバチと放電が起きている。そのアームをポットが2Bに近づける。
なお、この間も凄いバチバチとうるさい放電の音が鳴っているのであるが、2Bは、全然起きない。
そして、今、ポットのアームが2Bに触れた。
「……わぁ!?なんだ、9Sか、おはよう。」
ちなみに、2Bは、攻撃機体なため、色々な意味で頑丈である。
「2B、毎回毎回、何でそんなになかなか起きないんですか?そろそろ、僕、何かのバグかと思ってしまいますよ。」
「ごめんなさい、9S、今日は何か懐かしい夢を見ていたの。それと、私にバグは検出されていないから大丈夫。」
「わかりました、それより2B司令官から何か任務についてのお話があるようですよ。なので、速く行きましょう。それでは2B……!?って、2B何しているんですか!!」
「何って、着替えと装備の点検だけど、どうかしたの9S?」
「どうかしたのじゃないですよ2B!一様、僕も男ですからね?もっと恥じらいを持って下さいよ2B。」
「私達アンドロイドは、感情を表に出すのは禁じられている。それに、9Sなら見られても別にいい。」
顔を真っ赤にして9Sは、
「ありがとうございます2B、でも、これとそれとでは話が違います!って言っているのに脱ぐし!?とりあえず僕は、外で待ってますから!!」
9Sは、顔を真っ赤にして早口で2Bに注意をし、即座に逃げるようにして部屋を出たのだった。
「9S、あんなに顔を真っ赤にしてどうしたんだろう?」
どうやら2Bはよくわかっていなかった用であった。
「2Bの下着姿を見てしまいました。頭からあの姿が離れません、どうしたらいいんでしょうか?」
「推奨、記憶の消去または、ブロック。」
ポットが、解決方法を提示。
「いえ、自分で努力します。」
「了解。」
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。