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【芸能・社会】

萬斎「池坊555年の重み感じる」 映画「花戦さ」完成奉告イベント

2017年3月28日 紙面から

“幸せの花の種”などをファンにプレゼントする(左から)森川葵、野村萬斎、佐藤浩市=京都市で

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 狂言師野村萬斎(50)主演の映画「花戦さ」(篠原哲雄監督、6月3日公開)の完成奉告(奉納)イベントが27日、京都市で行われ、萬斎と共演の森川葵(21)、佐藤浩市(56)が出席した。

 刃ではなく花で豊臣秀吉に勝負を挑んだ花僧・池坊専好の物語。今年は「花を生けた」記録から555年に当たり、イベントは生け花発祥の地で、実際に専好が過ごし、映画の舞台となった紫雲山頂法寺「六角堂」で開催。映画のヒットを祈願し、専好役の萬斎、天才絵師・れん役の森川、千利休役の佐藤が僧侶が読経するなか、オクロレウカを献花した。

 また3人は集まった約600人のファンに、感謝を込めて紅白餅やコスモス、朝顔などの“幸せの花の種”をプレゼントした。

 萬斎は「池坊555年の歴史の重みを感じながらも、この映画が池坊の発展に寄与できたらという思いで演じました。生け花はシンプルな中にも奥深さがあり、私たちの能・狂言の世界にも通じると思います」とコメントした。

 

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