ＥＸＩＬＥのＴＡＫＡＨＩＲＯが初舞台　日本初上演「ＭＯＪＯ」

　ダンス＆ボーカルグループ「ＥＸＩＬＥ」のＴＡＫＡＨＩＲＯ（３２）が舞台に初挑戦する。ロンドン演劇界で再注目の若手劇作家ジェズ・バターワースの初の作品で、１９９５年に英演劇界最高の栄誉とされるオリヴィエ賞最優秀新作コメディーに輝いた伝説の舞台「ＭＯＪＯ（モジョ）」を日本初上演。その座長としてステージに立つことになった。

　５０年代のロンドンのナイトクラブ。ＴＡＫＡＨＩＲＯが演じるオーナーの息子・ベイビーは幼いころから父との確執が続く。気性が荒く、ゆがんだ性格の荒くれ者だがある事件をきっかけに、仲間内で起こる抗争の中心人物となる。

　抜群のリズム感に満ちたスピーディーな会話劇に挑むＴＡＫＡＨＩＲＯは「未知数な部分ばかりの自分にとっては、もちろん不安もあります」と正直に心境を吐露した上で「骨太な演劇の中にあるダークな笑いやスリリングな展開など、この作品ならではの魅力を表現し、僕オリジナルなベイビーという人間を作り上げられるよう、全力でぶつかりたいと思います」と気合十分だ。

　公演は６月２３日〜７月１４日、東京・品川プリンスホテル　クラブｅｘで。