アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2004 全国大会(11月28日)
11月28日国技館でのロボコン全国大会での150名を超える保護者・教職員の皆様の熱い
応援をありがとうございました。お礼申し上げます。
成績は,初戦で広島商船高専に敗退いたしましたが,がんばった学生チームのために
ご報告させていただきます。
チームの作戦は次のとおりでした。
手動マシン(操縦者が赤外線通信で操縦しています)は回転棒で,自動運搬マシン
「カート」の電源と,「カート」につまれた中央円盤台上周回自動マシン「サテラ」 をONします。(ここまで1秒)その後カートは中央円盤台の円周部に到着,「サテ
ラ」を中央円盤台上周回コースに発射,「サテラ」はセンサで自分の位置を確認しな がら中央円盤台上を周回し,自チームのボールを落とし,続いて敵のボールをはじき
落とします。(ここまで7秒)自動マシンカートは後退し,手動マシンが作業できな い「海」ゾーンを出ます。手動マシンは「サテラ」が落とした,自チームのボールを
捕らえ,「カート」の「得点ゲット機構」の上に載せます。(ここまで1分)ボールを 受け取った自動マシン「カート」は再び前進し,中央円盤台の円周に到達し,伸びる
ことのできる「得点ゲット機構」を伸ばし,得点スポット(中央円盤台の中央)の上 空にボールを持ってゆく。手動マシンは相手チームの手動マシン,自動マシンの進行
通路の妨害に入る。
しかし,残念なことに,このような連続動作を目指したにもかかわらず,全国大会一 回戦で自動マシン「サテラ」の駆動系のギアの歯が折れ,予定の動作を実現できませ んでした。リカバリに入った自動マシン(99車)の奮闘で,ボールを得点スポット に運びましたが,数cmの差で,すでに得点スポットにボールを入れていた広島商船 高専に敗退してしまいました。地区大会を通過後も,全国大会に向け,各マシンをパ ワーアップし土日・休日返上,合宿で調整をがんばってまいりましたが,大変残念な 結果となってしまいました。
ご支援,応援していただきました多くの皆様のご期待に沿えず,全国大会で成績を残 せなかったことをお詫びし,今後のますますの研鑽と技術蓄積,チーム指導に当たる 所存でございます。今後ともご支援,応援をよろしくお願いいたします。
アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2004 関東甲信越地区予選(10月16日)結果
高専ロボコン関東甲信越大会が木更津高専で開催されました。
【1】東京高専の2チームは参加20チーム中ベスト4とベスト8まで残る成果で善戦しました。
【2】Aチームは技術賞を獲得し,全国大会出場を果たしました。
【3】登録メンバ紹介
Aチーム | |
ロボット名 |
未確認走行物体 |
エントリーメンバ | ◎内野(3年),岡田(3年),古寺(3年) |
ピットクルー | 坪山(5年),飯田(3年),柏田(2年), 西嶋(2年),山崎(2年) |
Bチーム | |
ロボット名 |
運び屋 |
エントリーメンバ |
刈本(3年),三宅(2年),根本(2年) |
ピットクルー |
西本(2年),◎東野(2年),佐藤(2年), |
優勝 小山高専A(下野レスキュン)
準優勝 航空高専B(自由野郎)
アイデア賞 長岡高専A(そいがあ)
技術賞 東京高専A(未確認走行物体)
デザイン賞 群馬高専A(東尋坊)
特別賞(本田技研工業) 長岡高専A(そいがあ)
特別賞(東京電力) 木更津B(キャノンボール)
特別賞(マブチモーター) 木更津A(イリーガルズ)
特別賞(ソリッドワークスジャパン) 航空高専A(回転革命)
全国大会出場マシン
優勝 小山高専A(下野レスキュン)
推薦 航空高専B(自由野郎)
推薦 東京高専A(未確認走行物体)
推薦 長岡高専A(そいがあ)
【5】NHK放映予定
【地区大会】
放送予定
11月23日(火・祝)午後2時00分〜午後2時59分 NHK総合テレビ(関東甲信越ブロック)
【6】写真集 地区大会(於木更津高専体育館)
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開会式 東京Aチーム 東京Bチーム |
Aチーム 設定・準備中 |
Aチーム スタート |
Aチーム ボールを目指して自動制御マシン99車が分離スタート |
Bチーム ボールを高く掲げて得点スポット上空へ |
Bチーム 設定・準備中 |
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Bチーム スタート |
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Bチーム ボールを目指して自動制御マシンが分離スタート |
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Bチーム ボールを目指して自動制御マシンが分離スタート |