アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2005 全国大会(12月4日)

12月4日両国国技館でのロボコン全国大会での保護者・教職員の皆様の熱い 応援をありがとうございました。お礼申し上げます。
成績は,全国準優勝でしたが,アイディア・技術・スピードに優れたもっとも優秀なロボットに与えられるロボコン大賞を受賞しました。

今年度の課題はマシンの基礎力の真っ向勝負でした。
手動マシン(操縦者が赤外線通信で操縦しています)は高速直 線移動のための高速車輪,低速方向転換のための上下動できる車輪,平均台上を走行するためのクローラの3種類の移動手段を持っています。車輪の上下動は平 行移動バーとチェーンで動きますが,高さ制御にはポテンショメータを用いたフィードバック制御が採用されていて,操縦者の負担を軽減しています。また平均 台突破には,接触センサーでのシーケンス制御による車輪上下機構が使われています。平均台突破では,左右に落ちないための可動式ガードが威力を発揮してい ます。
自動マシンは左右2つの部分に別れ,中央にモータが1つ配置され,壁に上ってゆく構造になっています。このマシンには,床の白線検知センサ,壁までの距離を測る距離センサ,壁に到達したことを知る接触センサがついていて,これらを総合する制御になっています。

ベスト8,ベスト4,準決勝まで,ほぼ予定通りの戦いを行いました。準決勝では1分19秒(手元の時計。全国放送での公式発表では1分18秒)バトンゴールの記録をつくりました。しかし,残念なことに,決勝戦で自動マシンが不調に陥り,優勝は逃しました。
地区大会を優勝で通過後も,全国大会に向け,各マシンをパ ワーアップし土日・休日返上で調整をがんばってまいりましたが,ちょっと残念な 結果となってしまいました。

今後のますますの研鑽と技術蓄積,チーム指導に当たる 所存でございます。今後ともご支援,応援をよろしくお願いいたします。

  詳細内容
 

アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2005 関東甲信越地区予選(10月16日)結果

高専ロボコン関東甲信越大会が栃木県立県南体育館(小山高専)で開催されました。

【1】東京高専の2チームは参加20チーム中Aチームは優勝,Bチームは1回戦敗退となりました。

【2】Aチームは地区大会優勝を果たし,全国大会出場を果たしました。

【3】登録メンバ紹介

Aチーム

ロボット名

縦高無尽

エントリーメンバ ◎山崎(3年),柏田(3年),佐々木(2年)
ピットクルー 西嶋(3年),勝村(2年),梶原(2年),
神山(2年),古寺(4年)

Bチーム

ロボット名

ロボッテ

エントリーメンバ

◎三宅(3年),根本(3年),鮎沢(2年)

ピットクルー

佐藤(3年),岡田(2年),広瀬(2年),
油屋(2年),関口(1年)


【4】関東甲信越大会集計結果

優    勝

東京高専A 「縦高無尽」

準 優 勝

茨城高専A 「ぐるにゅ、え?」

アイデア賞

木更津高専B 「トン・de・もない」

技 術 賞

小山高専B 「きりんぼー」

デザイン賞

群馬高専B 「TiGR」

特別賞(本田技研工業株式会社)

サレジオ高専A 「ロボ・トリオ」

特別賞(東京電力株式会社)

小山高専B 「きりんぼー」

特別賞(マブチモーター株式会社)

長野高専A 「トップ脚りーと」

特別賞(ソリッドワークスジャパン株式会社)

都立高専A 「Slug Out」

特別賞(株式会社 安川電機)

群馬高専A 「ReMU CuBE」

全国大会出場マシン

優勝チーム
東京高専A  「縦高無尽」
推薦チーム
小山高専A 「でんぐり君」
茨城高専B 「らんどると環G。」
群馬高専B 「TiGR」


【5】写真集 地区大会(於栃木県立南体育館)

Aチーム 縦高無尽 手動マシン

Aチーム 縦高無尽 自動壁のぼりマシン

Aチーム 縦高無尽 平均台へ

Aチーム 縦高無尽 ハードル越え

Aチーム 縦高無尽 自動マシン壁のぼり

Bチーム ロボッテ 手動マシン

Bチーム ロボッテ 自動壁のぼりマシン

Bチーム ロボッテ はしごくぐり


【6】動画

4.5Mbyte 3Mbyte
直線での高速移動,上下方向の位置決め制御,
平均台のシーケンス制御が良くわかる
複数のセンサによる制御が良くわかる
Aチーム 縦高無尽手動マシン練習 Aチーム 縦高無尽自動マシン練習