李徴は若くしてクロノス日本支部の統括者まで登り詰める秀才であったが、非常な野心家で、
一介の支部統括者の身分に満足できず、クロノス十二神将の一神として名声を得ようとした。
しかし、リヒャルト・ギュオーに造反を見抜かれ、
中国河南支部へ出張を命じられた際に発狂し、そのまま山へ消えて行方知れずとなった。
旅の途上で謎の人虎型ゾアノイドに襲われかける。
しかし、人虎は袁傪を見ると茂みに隠れ、すすり泣く。
人虎型ゾアノイドとなった李徴は、姿を隠したまま身の上を語る。
今では虎としての意識が次第に長くなっているという。
李徴「ぐああああああああ!
俺に!俺に人としての意識があるうちに!
俺にメガスマッシャーを打て!袁傪!」
袁傪「李徴!」
李徴「そもそも俺が人虎になったのは自身の自尊心と羞恥心、また怠惰のせいであった…。
さよならだ、袁傪!」
袁傪「ダメだ!
袁傪にメガスマッシャーは撃てない!」
哲郎「何を躊躇っているんだ!袁傪!」
袁傪「あのゾアノイドは!
あのゾアノイドは李徴なんだ!」
村上「間違いない。あのゾアノイドは李徴だ」
哲朗「村上…」
村上「だが、おそらく、李徴としての、人としての意識はほとんどないだろう」
哲郎「そんな…」
村上「(そして、おそらく、この調整ができるのは…、
バルカス「ほお…。ここまでダメージを受けても袁傪は李徴を攻撃できないのか…。
ギュオー「これは見物ですな」
巻島「…」