2017-03-27

強殖装甲「山月記」 - 恐怖の人虎型ゾアノイド!

前回までの強殖装甲「山月記

李徴は若くしてクロノス日本支部統括者まで登り詰める秀才であったが、非常な野心家で、

一介の支部統括者身分に満足できず、クロノス十二神将の一神として名声を得ようとした。

しかし、リヒャルト・ギュオーに造反を見抜かれ、

支部統括者を退かされたために、李徴は経済的に困窮し挫折

その上、下級ゾアノイドとして屈辱的な生活を強いられたすえ、

中国河南支部出張を命じられた際に発狂し、そのまま山へ消えて行方知れずとなった。

翌年、李徴の旧友でクロノス監察官となっていた袁傪は、

旅の途上で謎の人虎型ゾアノイドに襲われかける。

しかし、人虎は袁傪を見ると茂みに隠れ、すすり泣く。

人虎型ゾアノイドとなった李徴は、姿を隠したまま身の上を語る。

今では虎としての意識が次第に長くなっているという。

本編

ドクターハミルカルバルカス目覚めよ!李徴!

   袁傪から脳髄共々コントロールメダルをえぐり出してしまえ!」

 

李徴「ぐああああああああ!

   俺に!俺に人としての意識があるうちに!

   俺にメガスマッシャーを打て!袁傪!」

 

袁傪「李徴!」

 

李徴「そもそも俺が人虎になったのは自身自尊心羞恥心、また怠惰のせいであった…。

   さよならだ、袁傪!」

 

袁傪「ダメだ!

   袁傪にメガスマッシャーは撃てない!」

 

哲郎「何を躊躇っているんだ!袁傪!」

 

袁傪「あのゾアノイドは!

   あのゾアノイドは李徴なんだ!」

 

哲郎「なんだって!?

 

村上「間違いない。あのゾアノイドは李徴だ」

 

哲朗「村上…」

 

村上「だが、おそらく、李徴としての、人としての意識ほとんどないだろう」

 

哲郎「そんな…」

 

村上「(そして、おそらく、この調整ができるのは…、

   クロノス十二神将の一神

   ドクターハミルカルバルカス!)」

 

バルカス「ほお…。ここまでダメージを受けても袁傪は李徴を攻撃できないのか…。

   しかし、時間問題であろうて」

 

ギュオー「これは見物ですな」

 

巻島「…」

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