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「リア充アピール代行」サービス、本当に効果ある? 自撮り棒・ジャスティス……非リア記者が試してみた

withnews 3/27(月) 7:00配信

 SNSにあふれる友だちの写真に「毎日楽しそうだな…」と思うことはありませんか? 「仲が良い友だちに囲まれ、リアルな生活が充実していると思われたい」ーー。そんな人のために、SNSに投稿するための「リア充っぽい」写真を一緒に撮ってくれる「リア充アピール代行」サービスなるものが存在しています。ネット上でも「闇が深すぎる」と話題のこのサービス、「非リア」代表の先輩記者に受けてもらいました。「リア充っぽい」とは何なのか、本当にリア充に見えるのか、その実態を調べてみました。(朝日新聞デジタル編集部記者・野口みな子)

【写真】他人となのに…これぞ「リア充っぽい」写真! その作り方は? メイキングと一緒にどうぞ

「リア充アピール代行」サービスを受ける人

 今回、「非リア」代表としてサービスを受けるのは、入社10年目の丹治翔記者(32)。facebookの友達は250人ほどいますが、「基本的にSNSのいいね数は2ケタいかない」という適任っぷりです。

 取材したのは3月の3連休最終日ですが、直前の2日間の過ごし方は「家でずっとごろごろしていた」そうで、今回の検証に向けてコンディションも抜群です。「非リア代表としてサービスを受けてください!」という後輩のお願いも快く受けてくれる優しい先輩です。

「リア充アピール代行」サービスを提供してくれる人

 「リア充アピール代行」サービスを提供している株式会社ファミリーロマンスからは、石井裕一さん(35)とえりさん(30)がやって来ました。美男美女、キラキラした笑顔…見るからに「リア充」です。

 待ち合わせ場所に約束の20分前からいた私は、2人をデート中のカップルだと勘違いして何度か通り過ぎてしまっていたくらいです。

 「今日はよろしくお願いします!」と爽やかな石井さんの挨拶に、ちょっと安心する私たち。今回の取材にあたって、「非リアの先輩がリア充っぽく見えるようにしてください」というお願い以外はすべてお任せで依頼したため、私も先輩も一体どんな展開になるか不安でいっぱいでした。

 野口「あのぅ、こんな先輩ですが、リア充っぽくなれますかねぇ?」

 石井さん&えりさん「なれます! 問題ありません!」

 石井さん「まずは呼び名を決めましょうか? 下の名前はなんですか?」

 丹治記者「翔って言います…」

 石井さん「じゃあ、『翔ちゃん』ですね! 僕は裕一なんで『ゆうくん』って呼んでください!」

 えりさん「私は『えりちゃん』で!」

 翔ちゃん「は、はい…!」

 このサービスを依頼する人はほとんど1人で来るため、最初はかなり緊張しているそうです。緊張をほぐす第一歩として、スタッフに親近感を持ってもらうために呼び名を決めるそうです。慣れずに「えりちゃんさん」と呼ぶ先輩、予想通りガチガチです。そんな先輩に対して「もう!えりちゃんさんじゃなくて『えりちゃん』だよ!」と、えりちゃんが優しくリードしてくれます。

 今回、撮影場所もお任せしたところ、指定された場所は「お台場」でした。

 お台場には砂浜や自由の女神など撮影ポイントが多いことや、若者が集まる場所として「リア充アピール」に適しているそうで、私たちのように「どこで撮影したらいいかわからない」という依頼者の場合はお台場をおすすめしているそうです。

 ゆうくん「じゃあ、早速撮りましょうか!」

 ゆうくんが取り出したのは「自撮り棒」。友だちも景色も一緒にきれいに撮れる自撮り棒は、もはやリア充アピールには欠かせないアイテムになっています。ちなみに先輩は「海」をイメージして、水色のジャケットを着てきました。

 そして、最初の写真。うーん、なんだか先輩、いや翔ちゃんの表情が硬い…。いきなりの接近写真で顔がこわばっていて、まるで大学の合格発表にきた高校生が、サークル勧誘のイケてる先輩と記念写真を撮っているようです。

 やっぱり無理があったか…と不安に思っていたところ、ゆうくんから「じゃあ次は、海の近くで撮ってみましょう」と、波打ち際に促されます。

 ゆうくん「足上げて、バランス取ってるポーズで!」

 えりちゃんと一緒に、普段しないポーズに戸惑う先輩。あれ…なんだかちょっと楽しそう。だけどまだ恥ずかしさが写真に出ている感じがあります。すると、ここから「リア充アピール代行」サービスが誇る「リア充ワザ」のオンパレードです。

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最終更新:3/27(月) 7:00

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