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「てるみくらぶ」破産=代金99億円、大半返せず―格安旅行、海外に2500人

時事通信 3/27(月) 10:58配信

 航空券の発券トラブルがあった格安旅行会社「てるみくらぶ」(東京都渋谷区)が27日、東京地裁に破産を申請し、破産開始決定を受けた。

 同社の山田千賀子社長が記者会見し、明らかにした。申し込み済みのツアー約3万6000件で総額99億円の代金を受け取っているが、大半は返金されない可能性が高いという。

 同社によると、資金繰りの悪化で23日に国際航空運送協会への航空運賃の支払いができず、同日から新規の旅行受け付けを停止。現地ホテルなどへの支払いも滞り、破産を申請したという。

 申し込み済みの旅行客は8万~9万人で、27日以降のツアーは安全が確保できないとして、渡航しないよう呼び掛けた。同社が供託金を支払っている日本旅行業協会から最大1億2000万円が弁済に充てられるという。山田社長は「不徳の致すところ。迷惑をお掛けし、心よりおわび申し上げます」と謝罪した。

 負債総額は約151億円。東京商工リサーチによると、旅行業者の倒産としては過去4番目の規模という。

 観光庁は26日に同社を立ち入り検査し、同日時点で約2500人が38カ国・地域を旅行中と確認した。帰国便の航空券は有効で、国土交通省は航空各社に対し、搭乗拒否をしないよう周知した。

 てるみくらぶは1999年に旅行業登録し、インターネットを通じてハワイなどへの格安ツアーを販売。2015年春から高齢者向けの旅行に重点を移したが、業績が悪化したという。 

最終更新:3/27(月) 17:11

時事通信

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