【2017年版】京都の桜名所10選。地元おすすめの厳選お花見スポット!

2017.03.16

少しずつ寒さも緩み始めた今日この頃。千二百年の古都・京都にも、春の訪れがだんだんと近づいています。長い歴史に育まれた個性的な桜の名所の数々。定番スポットから穴場、ライトアップされる桜まで、見頃情報も合わせてご紹介します!2017年の春は、どの桜を愛でにいきますか?

数々の桜名所ランキングに入選する桜の名所
1.哲学の道

東山のふもと、琵琶湖疏水に沿って約2kmも続く桜の並木道。
「哲学の道」は、銀閣寺(慈照寺)から若王子(にゃくおうじ)神社まで、琵琶湖疏水に沿って続く小径。哲学者の西田幾多郎や田辺元らが、思索に耽りながら散策したことからその名がとられているそう。
歩きやすく整備された道の周囲には、さまざまな動植物が暮らしていて、季節を問わず多くの人々が散策を楽しんでいます。
疎水の両岸に植えられた約500本の桜が作る薄紅のトンネルは圧巻の美しさ。「関雪桜」と呼ばれる見事な木々は、日本画家の橋本関雪とよね夫人が寄贈したのが始まりと言われています。
疎水に映る桜、浮かぶ花弁の風情もひとしお。思わず写真に収めたくなるシーンです。
シーズン中は多くの観光客で賑わいますが、それもまた一興。華やかな春の風を感じ、もの思いに耽りながら歩いてみては。

春風感じて歩く、桜並木の名所
2.鴨川沿い

京都市内の中心部を南北に通る河原町通から東へ歩くことしばし。満開の桜が河岸を美しく染めあげる鴨川も、桜並木の名所。
みどころの一つ目は、三条~四条大橋周辺の「花の回廊」。左岸(東側)には枝垂れ桜やソメイヨシノが咲き、桜と鴨川の競演を写真に収めようと、カメラ片手に多くの花見客が散策を楽しんでいます。
もう一つの名所は、北山大橋から北大路橋までの堤防上にある「半木の道」。左岸には紅枝垂れ桜が、右岸にはソメイヨシノが主に植えられていて、それぞれ違った表情を見せてくれます。散策路も整備されているので、東山の景色と共にのどかな花見散歩を楽しんでみては。

堂々と咲き誇る枝垂れ桜
3.円山公園

四条通りを東へ歩き、突き当たればそこが八坂神社。そのさらに東にある円山公園は、京都有数の桜の名所。なかでも公園の中央にある枝垂れ桜は「祇園の夜桜」と呼ばれ、毎年3月下旬~4月中旬までの開花時期の間、美しくライトアップされます。樹高12m、幹回り2.8mの堂々とした姿は一見の価値アリ。
▲ライトアップされた枝垂れ桜

堂々と咲き誇る枝垂れ桜
4.京都府立植物園

市内北部の下鴨にある広大な植物園。130品種450本以上の桜が鑑賞できる園内にあって、ひときわ威容を放つのがこの枝垂れ桜。高さ14m、広がった枝の左右の幅は約20mもあり、遠くから見れば小山に見えるほど。その豪奢な姿と迫力は京都随一と評判です。

堂々と咲き誇る枝垂れ桜
5.知恩院・友禅苑

浄土宗の本山・知恩院の中にあり、友禅染の始祖・宮崎友禅の生誕300年を記念して昭和29年に改修造園された友禅苑。知恩院の三門を望む場所にそびえる枝垂れ桜は、形、大きさともに京都を代表する枝垂れ桜のひとつです。
見頃の時期は例年4月上旬、満開の頃に合わせて訪れたい桜名所です。

古都の歴史を感じる桜景色
6.嵐山と渡月橋

山から吹く風で、花弁が嵐のように舞う様からその名がついたとも言われる嵐山。亀山天皇に「くまなく月の渡るに似たる」と詠まれた渡月橋。そして、桂川沿いのソメイヨシノに山の中腹を染める艶やかな山桜。いにしえの「みやこびと」を魅了した、この時期だけの贅沢な絶景です。
渡月橋を渡った先にある中之島公園では、ライトアップも行われており、夜桜の名所としても知られています。

古都の歴史を感じる桜景色
7.東寺(教王護国寺)

弘法大師空海の「不二の教え」から名づけられた不二桜は、高さ13mもある八重紅枝垂れ桜。国宝の五重塔と、樹齢120年を超え国内最大級の大きさを誇る不二桜が織り成す風景は、これぞ京都の春、と感じられる桜景色です。3月18日(土)~4月16日(日)は夜桜ライトアップも行われるので訪れるのにおすすめな時期。数々のランキングでも登場する人気の夜桜名所です。

ライトアップが美しい夜桜
8.岡崎疏水

南禅寺前から岡崎公園、平安神宮の周辺を通る琵琶湖疏水に、張り出すようにして咲き誇る見事なソメイヨシノ。開花の時期はライトアップが行われ、疏水上を行く遊覧船も運航するそう。幽玄な夜の桜を楽しめる穴場です。

早咲きの桜名所
9.平野神社

平安時代より植樹された桜の木が、約60種400本も植えられている平野神社。数ある桜の中でも、神門の前にひときわ美しい花を咲かせるのが魁桜(さきがけざくら)。平野神社発祥の桜で、開花の時期は例年3月中旬頃。この桜が咲き出すと京都のお花見シーズンが始まると言われています。
見頃も他と比べて早めで、混雑を回避できる穴場の桜名所です。

遅咲きの桜名所
10.仁和寺

古くは江戸時代の頃から庶民の桜として親しまれ、数多くの和歌に詠われた仁和寺の御室桜(おむろざくら)。遅咲きの桜として知られる御室桜の、満開の桜林の中から五重塔を仰ぎ見れば、過ぎ行く京(みやこ)の春を感じることができます。
いかがでしたか?いずれも京都の風情と咲き誇るエネルギーを存分に味わえる名所ばかり。陽射しに少しずつ春が混じり始めたら、素敵な花景色を探しに京都を訪れてみませんか。

【2017年の京都桜開花予報】
最新の気象庁の発表によると、2017年京都の桜の開花は3月30日。満開は4月6日と予想されています。(2017年3月15日現在)
満開の時期に合わせて旅の予定を入れてみてはいかがでしょうか?

※桜の品種によって早咲き、遅咲きがあります。全ての桜が上記の期間内に開花、満開を迎えるわけではありません。
※写真は2017年のものではありません。
妙加谷修久

妙加谷修久

京都市在住の旅行系ライター兼ディレクター。全国各地に足を運び、旨いモノを食べ、温泉に浸かる日々。ここ京都を中心に、知っているようで知らない「日本のイイトコロ」を紹介します。

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