畑岡奈紗が急浮上１６位

　▽２５日、米カリフォルニア州カールズバッド、アビアラＧＣ（６６０９ヤード、パー７２）▽曇り後晴れ、１７度、北４メートル▽賞金総額１８０万ドル、優勝２７万ドル▽７１選手

　【カールズバッド（米カリフォルニア州）テッド・ムース】畑岡奈紗（１８）＝森ビル＝が６８と伸ばし、通算６アンダーで２９位から１６位に浮上した。宮里美香（２７）＝ＮＴＴぷらら＝は３４位、野村敏京（２４）は４４位、宮里藍（３１）＝サントリー＝は６２位。李（イ）ミリムが通算１３アンダーで首位に立った。

　次週のメジャー第１戦、ＡＮＡインスピレーション出場へ、畑岡が大きく前進した。４つ伸ばし、順位も大きくジャンプアップ。２０位以内に入れば次週のメジャー戦に出られるだけに、気合が入った。

　前半はショットとパットがかみ合った。２番パー４は第２打を１・５メートルにつけてバーディーを奪い、３番は３メートルのパーパットを沈めた。パー５の５番では、残り２２３ヤードの２打目を３番ウッドでグリーン奥カラーまで運んでイーグル。１２メートルの３打目は「スライスからフックのスネークで下り。オーバーしても仕方ない」という思い切りが奏功し、ガッツポーズを繰り返した。

　ただ、１１番で第１打を池に入れてダブルボギー。「あれで勢いが止まった。だから、全体では７０点」と反省も。「最終日は１００点を目指す」と言い切った。