５年ぶりに横浜で「ジャニーズＪｒ．祭り」　９４人がフレッシュパフォーマンス

　ジャニーズＪｒ．の人気グループが総出演するコンサート「ジャニーズＪｒ．祭り」が２６日、約５年ぶりに横浜市の横浜アリーナで開催され、４月８、９日にさいたまスーパーアリーナで追加公演を行うと発表した。

　福岡・博多座で史上最年少座長を務めた平野紫耀（２０）らが所属するＭｒ．ＫＩＮＧや、Ｐｒｉｎｃｅ、ＳｉｘＴＯＮＥＳ（ストーンズ）から、平均年齢１４・８歳の東京Ｂ少年まで８グループが集結。バックダンサーも含めると９４人のジュニアが熱くてフレッシュなステージを作り上げた。

　この日が最終日の横浜アリーナと５月の大阪城ホールあわせて９公演、総動員数１３万５０００人というデビュー前のアイドルでは異例の規模で開催されたが、チケットの応募総数はジュニア公演最多の８５万人。多くのファンが涙をのんだことから、追加公演（２日間４公演）が決まり、総動員数は２５万５０００人に跳ね上がった。

　今のジュニアはジャニーズ史上かつてないほど人気者がそろい、舞台やドラマで主役級の活躍をしている。Ｍｒ．ＫＩＮＧの平野は「グループが増えてきたおかげで、負けないようにと切磋琢磨（せっさたくま）できている」と相乗効果を挙げる。Ｐｒｉｎｃｅの岩橋玄樹（２０）は「いろんなグループが出てくる中で、誰にも負けないフレッシュ感を見せようと思ってパフォーマンスしています」とアピールする。

　コンサートでは、それぞれのグループの持ち歌や、嵐の「Ａ・ＲＡ・ＳＨＩ」、少年隊の「仮面舞踏会」など先輩のヒット曲のメドレーを披露。本編の最後は全員が純白のスーツに身を包み、ＳＭＡＰの「世界に一つだけの花」を歌い上げ、会場を感動で包んだ。

　Ｍｒ．ＫＩＮＧの永瀬廉（１８）が明治学院大学社会学部に合格、コンサートで「仕事と学業を両立させて頑張っていきたいです」と４月からの学生生活に向けて抱負を語った。Ｓｅｘｙ　Ｚｏｎｅ中島健人（２３）と同じ大学、学部で直系の後輩になる。

　永瀬は「（昨年）９月から追い込みをかけて、自己推薦の１１月の受験まで多い日は一日７、８時間勉強しました。健人くんにも助けられました」と受験生活を振り返った。