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【芸能・社会】

朋ちゃん、ドイツへ馬術留学 8月に1週間強化選手に同行

2017年3月27日 紙面から

大会で鮮やかな騎乗を見せる華原朋美=静岡県掛川市の「つま恋乗馬倶楽部」で(袴田貴資撮影)

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 歌手の華原朋美(42)が26日、静岡県掛川市のつま恋乗馬倶楽部で開かれた「国際馬術 掛川2017」に出場した。

 高校時代に国体4位の実力を持つ華原は昨年23年ぶりに乗馬を開始。10月の「ジャパン オープン」で優勝し、今大会への切符を手にした。

 この日は、高さと点数が決まった障害物を自由に乗り越えて合計点を競う「エキシビション」部門に出場。表彰台は逃したものの、朗報も飛び込んだ。

 24日と25日に行われた別部門の障害馬術で2位と4位という好成績を残した華原に日本馬術連盟の東良弘一理事から今年8月、強化選手とともにドイツ留学への同行を勧められたのだった。

 馬術の聖地といわれるドイツの都市ローネには世界一大きな厩舎(きゅうしゃ)があり、同連盟は毎年2回、22歳までのジュニア部門を対象に6人の強化選手を留学させている。昨年のリオ五輪に出場した桝井俊樹選手や福島大輔選手も経験しており、馬術界の登竜門ともいえる。

 次回は8月下旬の約1週間で、現地で大会にも出場できる。その後、9月に札幌で開催される「全日本馬術大会パート2」への出場を目指す華原に、東良理事は合宿への特別参加を提案。華原も「もともと長い休みがあったら、ドイツに行こうと思っていました」と語った上で「今の実力でオリンピック出場は無理。自分のレベルが低いと認識しないといけないし、世界の壁の高さを経験してみたい」と意欲的に語った。

 所属事務所「プロダクション尾木」の尾木徹社長は「近く夏のコンサートツアーを発表するつもりだったが、日程をずらしてでも参加させてあげたい」と全面支援を約束した。この日の大会の模様は4月15日のTBS系「炎の体育会TV」(午後6時55分)で放送される。

◆相棒の値段は“高級外車”なみ 自腹で購入「クラシック」 

 華原の今後の相棒となるのは、自腹で購入したクラシック(牡、5歳)だ。父はこの日の競技で華原が騎乗したキャリーズサン。2014年に障害競技で日本最高の199センチをクリアした伝説の名馬だ。

 関係者によると、購入価格は「高級外国車1台分」くらいとか。華原は「相性? すごくいいです。学習能力が高くて、私にないものを持っている。目標を持ってがんばる上での糧だと確信し、自分自身一緒に成長して歩んでいきたい」と話した。

 

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