ネット上には無料で使用できるフォントが数多く存在しています。その中でもリガチャーがすぐ判別できるのが、ここで紹介するフォントFira Codeです。
リガチャとは合字、つまりフォントを組み合わせて作った文字のことです。
Fira Codeプログラマーに向いていそうな、きわまて使い勝手の良いオープンソース・フォントです。
○プログラミングに最適の「Fira Code」は格好のいい等幅フォント
Fira Codeが良いのは、合字をほどこすことで関係演算子(比較演算子)、論理演算子、アローファンクションがとても見やすい点です。
多様なプログラミング言語に対応する、コードやプログラムの操作に適した等幅フォントということです。
どう変換されるのかは、下を見て下さい。
表示幅は同じです。
文字は変化しません。
文字が変化していないので、ファイルはそのままです。コピー・ペーストでもなんら問題なく、単に表示が変わるだけなのです。
○具体的なインストール方法は
ダウンロードはこちらから。
https://github.com/tonsky/FiraCode
ダウンロードして解凍後、ttfフォルダーにあるフォントを選択・インストールします。
各種のOSでインストール可能です。MacであればHomebrew経由でもダウンロードできますよ。
brew tap caskroom/fonts
brew cask install font-fira-code
ご利用のエディターでフォント設定します。利用可能なエディターかどうかは、こちらでご確認下さい。
https://github.com/tonsky/FiraCode/wiki
すぐにWebフォントとして使用可能!
Webフォント用のファイル形式が用意されています。次の手順で入手します。
このページからフォント本体をダウンロード
https://github.com/tonsky/FiraCode
解凍し、ディレクトリをそのままWebサーバーに配置。読み込みたいHTMLで、CSSファイルfira_code.cssを読み込む。
※フォントのディレクトリ構造を変えたい場合には、fira_code.cssの@font-face規則内のパスも変更します。
次に示すようにフォントを指定すると、表示されます。
code, pre {
font-family: ‘Fira Code’, monospace;
}
○リガチャー判別が容易であることのスゴイ利便性
デザイン的に特色がありほかに、Fira Codeは優れた可読性を持っています。プログラムを作る上でこれはとても有利です。
Fira Codeは、最初それなりの慣れが必要ですが、慣れてくると、ひと目でリガチャーが判別できるようになり、それが使い勝手を向上させます。
特殊なフォント、と敬遠せず、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
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