東電の新経営陣固まる 川村会長、小早川社長 2017/3/26 2:00
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC25H10_V20C17A3MM8000/
東京電力ホールディングスの新たな経営陣が25日、固まった。会長に日立製作所の川村隆名誉会長(77)が就任。広瀬直己社長(64)の後任には電気の小売部門トップの小早川智明取締役(53)を起用し、大幅な若返りを図る。福島第1原子力発電所の廃炉など難題が山積する中、社外取締役も含む経営陣を刷新して事業再編・統合などの改革を推し進める。
関係者によると、政府側から会長就任を打診されていた川村氏は同日までに要請を受け入れ、政府・与党も新体制の人事案を了承した。月内にも東電の取締役会で正式に決め、6月の株主総会を経て新体制に移る。
小早川氏は現在、電力の小売事業子会社の社長を務める。日立をリーマン・ショック後の危機からV字回復させた川村氏と改革を主導する。
広瀬氏は副会長に就き、賠償など福島関連業務を取り仕切る。新たに三井物産の槍田松瑩顧問(74)と経営共創基盤の冨山和彦最高経営責任者(CEO、56)を社外取締役に迎える。小売り、送配電、発電の3子会社の社長も刷新する。
東電は送配電や原子力事業の他社との再編・統合を柱とする新たな経営再建計画を4月にもまとめる予定で、新体制で具体化に取り組む。
川村 隆氏(かわむら・たかし)62年(昭37年)東大工卒、日立製作所入社。99年副社長、07年日立マクセル会長。09年日立製作所会長兼社長、14年相談役。16年に退任。北海道出身。
上にもあるとおり、川村隆って日立製作所の経営を回復させたと言われとる。
けれども、社内の開発体制を変えたとか、そういうのはなかった。
社内だけでなく社外からも使えるSNS”なんの木”というのが、社内SNS”こもれび”以外にあって、”なんの木”で社員だけでなく家族とかOB・OGも含めて触れ合えるのはええなあと思うとったんやけど、川村隆に潰されて、私は社内でめちゃくちゃ抗議した。
09年のハナシになるのかなあ。
そのときめっちゃ抗議したから、川村のバカとか言うとるか、いやさすがにそこまではやってないかもやけど、そういう意味のことはハラ立てて主張した記憶がある。
そこでも私は経営陣からマークされとったかもワカラン。
とにかく、川村隆って個人的にはいい思い出がない。
前田亜美よりもまゆげボーン!やろ。
そういえば、辞めさせられる前の2011年12月の、デザイン本部での研究発表会で、私は川村隆らが居並ぶ前で3回質問して、川村隆らは( ゚д゚)ポカーン としとって、コイツらアホかと思った。
1件は、JR東日本のグランクラスのデザインの発表。
コレは特に文句も言わんかった。
それでその週末にふと思い立って、試しに仙台までグランクラスで往復してきた。
そこで、飛行機のビジネスクラスと比較してどこがいいとか悪いとか、感じた内容を日立製作所社内の鉄道のメーリングリストに出した。
そしたら、上司の横須賀靖も、その上司の川端敦(最近クラリオンの社長になった)もええ顔はせんかったんやけど、技師長の岩滝さんに話したときに、
「あれ、よかったから、笠戸工場に転送しといたよ」
と言われた。
そんなこともあったなあ。
だからグランクラスの内装で、初期のU編成と、後期のUやHFWで、もしなんか違うところがあったら、私が指摘したところもあるかも知れん。
もう1件は、都市のシステムについてで、もうだいぶ忘れたけど、上海市に導入したスマートシティのハナシと、仙台市で震災の経験から災害にどう対処するか、みたいなノウハウを集めてナントカと言うとったなあ。
そんで、2つともよくできた発表やと思ったんやけど、いやココでデザインで、トータルなデザイン(設計)を考える場所やろ?
そうすると、どっか別の都市に行って、別々の営業が別々の提案をしているのであれば、それって別会社でもええわけになるわけやん。
私もそのときは、日立製作所という巨大企業にある、いろんなノウハウをどうやって整理したほうがいいか?とか関心あったし、そんなら、”あるべき都市”というのをイメージして、トータルソリューションとして都市に全体像を提案して、その中で都市がそのいくつかを採用する、みたいなイメージがあってもええんちゃうか?と思った。
それで、具体的には、
「どっちのシステムもいいと思います。そこで、上海市に災害に関するシステムが必要かというと必要でしょうし、仙台市にスマートシティのシステムはやはり必要でしょう。
そうすると、”あるべき都市”を考えたときに、トータルソリューションとして考えたほうがいいと思いますが、そのように考えられていますでしょうか?」
と質問したら、回答者はいろいろと説明したあげくに、「考えてません」と言った。
ココでデザイン本部の有吉本部長が、私に礼をしてくれたんや。
けど川村隆とか他の重役連中とか、( ゚д゚)ポカーン やったぞ。
もう1件は、既にイギリスに納入しているCTRL案件で、現地の工場で、作業者が、日本のように工具を元に戻さないという問題があって、それに対して工具をいまどこにあるかトレースして、それを大画面だかで見れるようにしました!とか発表しとった。
コレはなんか日立研究所で作っているシステムを無理やり適用したっぽかった。
私はコレはアホか!ツッコミ入れなアカン!と思って、
「そんなのは、上に立つ人が、『工具はここへ戻せ!』と言ったらいいだけのハナシと思いますが・・・それで、そのシステムを入れて、当初の目的は達成されたのですか?」
と言ったら、これまたなんかボソボソと説明したあげくに、
「・・・できてません!」
と言って、会場内大爆笑になった。
それで、後で川端敦(クラリオン社長な)が私に対して、
「オマエ、質問で発表者が回答に窮する質問をしただろう。」
と言って叱ってきた。
そんなん知るかよ。
だいたい労働者がよけいに作業しづらくなるモノにカネを使うなよな。
それをまた労働者が削られる理由にされて減らされたら、労働ってもっとおかしくなる。
けど、こういうハナシを動労東京のバカ委員長の吉野元久に向かってやったら、アイツも技術とかよく理解していないにもかかわらず、委員長だからなんか偉いフリをせなアカンと思うのか、
「それは、言っちゃいけないことを言ったからだよ。みんなわかっているよ」
とかしゃあしゃあと言うねん。
そのくせ吉野なんて、保線屋のくせしてレールのことも大して知ってないくせになあ。
「それは、言っちゃいけないことを言ったからだよ。みんなわかっているよ」
なんて、労働組合の委員長が言ってはダメで、みんなわかっていることについて迎合してしまうのではなくて、じゃあわかっているならばそこで反旗を翻す、それが労働運動やろが。
吉野元久がやっとるのは、たとえば動労千葉の組合員が不当解雇されて、それに対して
「それは、言っちゃいけないことを言ったからだよ。みんなわかっているよ」
と言って、解雇は妥当だと判断して、闘わないことを意味しとるねん。
労働運動をやっている人間にとって、言っちゃいけないことなんてないねん。
それが労働者の持つ、ホンマの意味の誇りや。
言っちゃダメ、なんていうのは、誇りの侵害や。
吉野元久はそれが全く理解できてなかった。
そんで、川村隆のハナシまで戻ると、私が3回発言したのは、その前にデザイン本部の発表展示を見て回っていると、コバンザメめっちゃ引き連れたヤツが私の真横にきてん。
それが川村隆やった。
別に私は会釈もせんかったと思う。
上にも書いた通り、川村隆嫌いやったし。
そんで、川村隆をはじめとして、重役連中が如何にバカかを思わしめたろ、と思って、なんとかして発表に対して質問を考えていたら、ガチでいろいろと想像してもて、それで質問したというのもある。
まあまだまだ川村隆に対して私は反撃できてないけど。
しかし、日立製作所は、JR東日本以上の国策企業であることが、今回の東電への川村隆会長就任によってもわかるやろ。
当然のように日立製作所はこれまで以上に軍需産業への関与も広げるし、核兵器も製造するやろ。
てか原発において、三菱重工が日立製作所を提訴しとるけれども、アレは核兵器の製造を三菱重工ではなく日立製作所がやる、というサインなんかもなあ。
だから三菱重工ではなくて日立製作所から、東電の会長が送り出されとるのかもなあ。
日本政府というと雲の上と思うとるヤツらが多いけれども、そうやって、理屈について検討してったってええねん。
いっくら中核派が騒いでも、JR東日本には核兵器は作れんねんから、JR東日本だけにとらわれるのではない、大局的な判断が必要になってくる。
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