ワシントンで「全米桜祭り」開会式

ワシントンで「全米桜祭り」開会式
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アメリカの首都ワシントンでは、100年余り前に日本から贈られ、日米友好の象徴となっている桜が開花の時期を迎え、恒例の「全米桜祭り」の開会式が行われました。
ワシントンでは、1912年に当時の東京市の市長から贈られた桜が植えられていて、ことしは寒波の影響で一部に被害があったものの、ほかの桜は開花を迎え、公園などでは桜を見る人たちで賑わっています。

こうした中、市内では25日、毎年恒例の「全米桜祭り」の開会式が行われ、日米のアーティストがパフォーマンスを披露しました。

このうち、日本の歌手のMayJ.さんは、3年前に大ヒットした映画「アナと雪の女王」の主題歌を英語で歌って、会場を盛り上げました。

式では、ワシントンのバウザー市長が「105年前にすばらしい贈り物をいただき、感謝を込めて日本の人たちと桜の開花を祝いたい」とあいさつしたのに対し、日本の佐々江駐米大使も「この桜祭りは日米の友情を祝う最大のイベントで、誇りに思う」と応え、2人で桜祭りの開会を宣言しました。

「全米桜祭り」は来月16日まで開かれ、期間中は日本の文化を紹介する催しやパレードが行われる予定です。