モスクワ中心部のプーシキン広場で26日、プーチン政権を批判するデモがあり、周辺も含め1万人以上が集まった。デモは当局の許可無しに行われたため、広場を制圧しようとする警官隊と群衆がもみ合いになり、一帯は騒然となった。
今回の反政府デモは、プーチン政権高官の腐敗を告発している野党指導者ナバリヌイ氏の呼びかけで開かれた。ナバリヌイ氏はデモの現場で身柄を拘束された。警察当局は、7千~8千人が参加したと発表した。
午後2時すぎには、広場は群衆で埋まった。当初は警官隊を警戒していた群衆だが、詩人プーシキンの像の前にプーチンを批判するプラカードが掲げられると一斉に拍手が湧き「プーチンのいないロシア」「プーチンに反対」といったシュプレヒコールが続いた。
プラカードを掲げ、スローガン…
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朝日新聞国際報道部