2017-03-26

けものフレンズシリアスでも荒れていない理由

11話で初めてシリアスになったわけだが

 

ふつうは後半でシリアスをぶっこんでくると荒れる

まどマギは3話だからまだ許された

11話は普通許されない

 

よくある「ラストだけ誰得シリアス」ってやつだ

 

だがけものフレンズは割りと荒れてない

これがどういうことかというと

これまでも若干不穏な展開になりかけるみたいなことはあった

そのたびに、軌道修正して「じつは優しい世界」っていう展開になっていた

 

喩えるなら肝試しみたいなもの

何か起こりそうだけど、何も起こらない

「そういうもの」だと、視聴者11話までに学習したわけだ

 

からどれだけ不穏になろうが、妙な安心感を持っている人が多い

発狂してる人が驚くほど少ない

 

逆に言えば、こういう風に信頼されるまでシリアス展開ができなかったとも言えるかもしれない

11話かけてようやく「こわくないよ、私は敵ではないよ」が視聴者に通じたわけだ

 

この手法流行って欲しいと少し思う

誰得シリアスは要らない、エキサイティングシリアスは歓迎だ

トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20170326234855

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん