AMD Ryzen CPU with 12 cores and 24 threads spotted(VideoCardz)
未発表の12-coreのRyzen CPUが姿を現した。おそらくこのCPUはAMDのハイエンドデスクトップ(HEDT)プラットフォームであるX390プラットフォーム向けであると推測される。
この12-core RyzenはAlienware Area-51 R3で見つかったと言われている。同じシリーズのR2では“Broadwell-E”コアのCore i7 6800K, 6850Kが搭載されている。
その12-coreのRyzen CPUとして記されていたIDが以下となります。
AMD Eng Sample:2D2701A9UC9F4_32/27_N (2N 6M 24T 2.7GHz, 12x 512kB L2, 8x 8MB L3)
これがAlienware Area-51 R3に搭載されていたようで、Sandraのデータベースに掲載されています。
原稿の8-coreまでのRyzenでもEngineering Sampleでは今回の12-core CPUと同様のIDが用いられており、このIDからいくつかのことを推測することができます。
AMD Eng Sample:2D2701A9UC9F4_32/27_N | ||
2 | Engineering Sample Generation | 1:第1世代 2:第2世代 Z:Qualification Sample |
D | Platform | S:Server D:Desktop |
270 | 定格周波数 | 270:2.70GHz |
1 | Revision | 1:1st Revision |
A9 | TDP | A2:95W AU:65W A9:不明 |
U | Socket | M:AM4 V:SP3 U:SP3r2?? |
C | コア数 | C:12 |
9 | キャッシュ構成 | L2=512kB×12/L3=8MB×8 |
F4 | Stepping | E4:A step F4:B step |
32/27 | Turbo/Base clock | Turbo 3.20GHz/Base 2.70GHz |
過去に出てきた8-coreまでのRyzen CPU Engineering SampleのIDを見ると必ずしも上の通りになっていないものが若干見られますが(例えばSteppingについてはE4, F4の他F3というものも見られた)、大幅にずれていることはないでしょう。このCPUは12-core/24-threadでBase 2.70GHz/Boost 3.20GHzとなり、TDPは95Wでも65Wでもない(125Wもしくは140W付近?)、SocketもAM4やSocketSP3とも異なる(以前の情報が合っていればSocketSP3r2?)・・・現時点で分かるのはこのくらいでしょうか。
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