3/25に神戸のワールド記念ホールで行われた「PUNKSPRING 2017」に行ってきました!ファイナルと銘打たれ、惜しまれながら最後の開催となったパンスプは、The Offspring 、NOFX、Bad Religionらヘッドライナークラスを多数揃えた豪華なラインナップとなりました。
「パンクは死んでいない!」と実感できた最高のフェスでしたのでライブレポートにまとめていきます。
- パンスプから僕のライブ人生ははじまった
- 10時半に到着、物販は長蛇の列
- パンスプの歴史を振り返る撮影ブースを発見!
- 覆面オープニングアクトXmas Eileen
- お昼から大盛り上がりのMxPx!
- シモネタ全開日本大好きZebrahead!
- 沖縄枠?MONGOL800
- 踊れるスカパンクバンドLess Than Jake
- しばしの休憩
- BRAHMAN
- 最高のライブバンドNOFX!
- これぞプロのパンクライブ!Bad Religion!
- ついに大トリ!The Offspring!
- まとめ
パンスプから僕のライブ人生ははじまった
パンクスプリングは僕にとって思い入れの深い音楽フェスです。というのも、僕がはじめて行った音楽フェスが「PUNKSPRING 2013」でした。
その時のヘッドライナーはNOFXとまさかのWeezerでした。その他にもPennywise、Simple Plan、Lagwagonらが出演しました。
僕はマンウィズを目当てに一緒に行ってくれる友達がいたので、フェスデビューを果たしました。ここから僕は音楽ライブにすっかりハマり、サマソニなどの国内のロックフェスに足を運ぶようになりました。
その時に買ったキーホルダーは今でも鍵に付けて大切にしています。
そんな思い出と青春が詰まったフェスがファイナルを迎えて、正直悲しかったです。現在就職活動真っ最中ですが、迷わずチケットを買い1人でワールド記念ホールに乗り込みました。
10時半に到着、物販は長蛇の列
当日は会場時間の10時半過ぎに到着しましたが、グッズの物販は長蛇の列でした。そのため、物販は後回しにして近くのローソンで早めのお昼ご飯を買って食べました。
もちろんお昼ごはんのお供にスーパードライのロング缶も購入し、フェスの燃料補給は万端です!
今年はリストバンドはなく、再入場の時にはチケットを提示する必要がありました。この辺は経費削減かもしれませんが、リストバンドがあったほうがスムーズだったと感じました。
パンスプの歴史を振り返る撮影ブースを発見!
500円のドリンク代を支払うと、なかなかかっこいいドリンチケットがもらえました。こいつは後でビールと交換するためにとっておきます。
ドリンクコーナーの近くには今までの「PUNKSPRING」の歴史を振り返る撮影コーナーがありました。
ラインナップが書かれたポスターと、撮影用のブースがあり、ファイナルらしい雰囲気が出ていました。
こうしてみると震災の年を除いて毎年開催されてきたパンスプが終わるのは悲しいです。やはり集客的には厳しいものがあるのでしょう。
タイムテーブルがのっているチラシも入り口でもらえました。
覆面オープニングアクトXmas Eileen
オープニングアクトをつとめるのは覆面バンドのXmas Eileenです。MAN WITH A MISSIONとはプライベートでも親交があるそうで、元ガンズワードのメンバーが活動しています。
お客さんの入り具合は6割弱いったところでした。物販に並んでいる人が多かったです。僕は一度ハイエイタスのオープニングアクトで見たことがあったのですが、メタル感のある重い音でよかったです。
お昼から大盛り上がりのMxPx!
ついにはじまったと言わんばかりに人がアリーナ席いっぱいになりました。「Secret Weapon」の時にテンションが最高潮になりました。
モッシュ、ダイブも起きまくりで「パンスプはじまったなー」といった感じでした。途中ブルーハーツのリンダリンダをカバーする場面もあり、日本のファンへのサービスも抜群でした。
はじめてMxPxをみましたが、期待を裏切らない素晴らしいライブでした。最後の曲は「Punk Rawk Show」で2バンド目からパンク魂を感じる最高のアクトでした。
シモネタ全開日本大好きZebrahead!
続いては日本でおなじみのゼブラヘッドです。日本国旗がステージにあることからも、日本好きなところが伝わってきます。登場SEは「崖の上のポニョ」でした。笑
安定の日本語下ネタMC連発で面白かったです。個人的には、おっぱいの歌を歌っていたのが意味不明でよかったです。
最後の1曲はもちろん「Anthem」でした。途中、関西のフェスでは有名なパンダの着ぐるみの方がステージに上がらされていましたが、思いの外恥ずかしがり屋でした笑
やらないとは思っていましたが、「Rescue Me」を聴きたかったです。安定感のある楽しいライブでノリノリで楽しめました。
沖縄枠?MONGOL800
沖縄からモンゴル800の登場です。1曲目から「あなたに」で会場は大盛り上がりでした。
「小さな恋のうた」しか知らない人もいるかとは思いますが、そこはさすがベテランバンド、会場をどんどん巻き込む演奏をみせてくれました。
やはり「小さな恋のうた」の一体感は何度聴いてもいいですね。最後はスタンド席でまったりと鑑賞しました。
踊れるスカパンクバンドLess Than Jake
管楽器隊がいることが特徴的なLess Than Jake!非常に楽しみにしていましたが、「All My Best Friends Are Metalheads」から最高でした。
数年ぶりに本気のスカダンとサークルモッシュをしてめちゃくちゃ楽しかったです。ここではパンダに引き続き白髪が素敵なマークという外人のおじさんと、黄色の髪の毛の男性がステージに上がらされていました。マークおじさんのダンスがキレキレで驚きました。
「Plastic Cup Politics」や「Johnny Quest Thinks We're Sellouts」など名曲の数々を聴きながら踊れました。最後の「The Ghosts of Me and You」まで目一杯楽しめました。
しばしの休憩
ここまでノンストップで暴れていたので、この辺で休憩をとりました。近くのローソンでビールと焼き鳥とLチキを購入して一服しました。ちょうどイートインコーナーが空いていてラッキーでした。
BRAHMAN
途中からしか見れていませんでしたが、熱い熱いライブでした。僕はあまりBRAHMANは聴いたことがなく、会場にもそういう人が多かったかと思いますが、全員が圧巻のライブでした。
ボーカルのTOSHI-LOWさんが最後はアリーナ席の真ん中でガラガラのところまでダイブしてきて気迫を感じました。この機会にBRAHMAN聴いてみようと思います。
最高のライブバンドNOFX!
いよいよここからヘッドライナークラスの大御所バンド3連発です。NOFXは以前2013年のパンスプではじめてみました。
今回はギターに双子のお子さんが産まれるということで、レスザンのベースがサポートギターをつとめていました。
曲が短いので間のMCの駄弁りタイムが多いことでも有名ですが、今回は終始日本人が英語を理解しないことをバカにしていました。笑
序盤の「Perfect Government」にはじまり、「Stickin' In My Eye」ではものすごいモッシュとダイブの嵐でした。
「Linoleum」はめちゃくちゃテンション上がりました〜!NOFXはライブが最高ですね!後はMCの内容が全部わかればいいのですが、半分くらいしか何言ってるのかわかりません。笑
ここでドリンクチケットを使ってビールを交換してもらいました。NOFXで暴れた後に飲むビールは最高でした。
これぞプロのパンクライブ!Bad Religion!
いよいよ僕がめちゃくちゃ楽しみにしていたBad Religionです。バックに掲げられたロゴがかっこよかったです。
そしてまさかの1曲目に「American Jesus」でテンションは最高潮になりました。てっきり最後だと思っていたので驚きました。
そのあともNOFXとは打って変わって硬派で完璧なライブでした。「Fuck You」がまじでしびれるかっこよさでした。
しかし、「21st Century」の時にNOFXのファットマイクが乱入してきて、グレッグ先生が普通にめちゃくちゃ怒ってました笑「セキュリティ!こいつをつまみ出せ! 」って言っていてかなり珍しい光景がみれました。
個人的にはパンクスプリングということもあり「Punk Rock Song」が聴きたかったですがやってくれなかったので残念です。
そのあとも「Suffer」、「No Control」、「Generator」など名曲連発で本当にかっこいいライブでした。最後の1曲は「Infected」でした。前からみたかったバッドレリジョンがはじめて見れて本当によかったです。
ついに大トリ!The Offspring!
ついに大トリのオフスプまで来てしまいました。大好きなフェスがこれで終わってしまうのかと思うと悲しいですが、それを吹き飛ばす最高のライブでした。
2曲目から「All I Want」、「Come Out And Play」で会場の雰囲気は最高潮になりました。ダイバーも今日1番の多さでした。
セトリは有名曲を中心に大満足でした。特に「Mota」の時のサークルモッシュは凄まじかったです。「Staring at the Sun」からの「Mota」の流れは大盛り上がりでした。
最後は「Pretty Fly」、「The Kids Aren't Alright」でジャスト1時間で終了。あっという間のライブで、パンスプを締めくくるのにふさわしいライブでした。
アンコールもありませんでした!ついにパンスプが終わってしまいました!
まとめ
僕にとって特別なフェスであるパンスプのファイナルにいけて本当によかったです。忙しい中、無理をして1人で行きましたが一生の思い出になりました。
レスザンをはじめてみてかっこよすぎたのと、やはりバッドレリジョンとオフスプのベテラン勢はさすがでした。会場の年齢層は高めでしたがライブ中の雰囲気もよく最後を締めくくるのにふさわしいライブでした。
今回の記事はフェスの興奮冷めやらぬ帰りの電車の中で書きました。今後も日本でパンクロックが観れるフェスが開催されることを祈ってます。
サマソニでもSum 41やPennywiseなどパンク色の強いバンドも多くそちらにも期待です。個人的にはラウパやノットフェスなんかにもパンクが食い込んでくるのではないかなと予想しています。
「PUNKSPRING 2017 ファイナル」本当に最高でした!!
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