今回は手作りパン第3弾「白パンの卵チーズカボチャサンド」のお話です。
前回は具沢山パンでしたが、今回は何も混ぜ込まずシンプルに「白パン」です。ふんわり焼き立てパンをアレンジして、休日のお昼ごはんにお家にある材料で主人と娘が大好きな卵チーズ+カボチャサンド作ってみました。
また、今回はお鍋の保温機能でフンワリと2次発酵させたり、無印良品の密閉ホーロー保存容器を使って焼き上げてみました。サンドイッチの簡単レシピとあわせて作り方などをお届けします。
ふんわりフワフワの白パンサンドは格別!
「また、白パンを作ったのか・・」との声も聞こえてきそうではありますが、懲りずに今回も白パンです。記事に公開していない分も含めると結構な頻度で白パンを作るほどに、家族ではまっております。ふんわり焼き立てパンの魅力にドップリです~。
今回はシンプルな白パンにしたのですが、塩気のある卵とチーズ、カボチャをトッピングしたお手軽サンドイッチにアレンジして休日のランチを楽しみました。甘みのある白パン生地のサンドイッチはまた格別ですし、お好みのトッピングでアレンジし易いので、サンドイッチ好きな方へぜひおすすめです。
無印良品のホーロー保存容器で焼き上げる。ホーロー製の万能さ
常備菜や作り置きなどを作られるご家庭では、保存容器が充実しておられる方も多いのではないでしょうか。用途に応じて、耐熱ガラス製・ホーロー製・ポリエチレン製などをサイズ違いで幾つか愛用されておられることと思います。
個人的にはポリエチレンなどよりも、重たいけれど中身が見えて清潔感があるIWAKIやIKEA耐熱ガラスの保存容器などが好みで、匂いが付きにくく耐久性に優れている無印良品のホーロー保存容器なども用途に応じて使い分けています。
今回はそんな無印良品の「液体と匂いが漏れない密閉ホーロー保存容器」を使って、パンを焼き上げました。オーブンも直火も調理できる優れもので、改めてホーロー製の万能さを実感した次第です。
実は前回まではIKEAの耐熱ガラス容器を使っていたのですが、熱効率の悪さから専用のパン焼き型が必要かと考えていたところに、シンプル生活がオシャレな「ベリーの暮らし」さんが書かれている素敵な記事を拝見して、とびついたのでした!
ご紹介されていた野田琺瑯製ではありませんが、無印良品のホーロー保存容器もオーブン調理ができる優れものです。ベリーの暮らしさん、どうもありがとうございます☆
また、2次発酵の仕方も前回から工夫してルクルーゼ鍋で少し温めた後の保温調理で簡単にフンワリさせてみました。実は40℃のオーブンで40分ほど時間がかかるため、その間オーブンレンジが全く使えないのに困っており、今回のお鍋保温に変更しました。もしも同じように二次発酵中のオーブンレンジが使えずお困りな方には、ぜひ、お鍋での2次発酵をお試しください~。
ふんわり白パンの卵チーズかぼちゃサンドの作り方
白パン生地は前回ご紹介した分量のまま作りましたので、詳細は過去記事をご参考頂けると嬉しいです。
<そろえるもの>
◆パン生地
・強力粉 200g
・砂糖 20g
・水 130㏄
・バター 20g
・塩 3g
・マリームか、スキムミルク 10g(大匙1)
・ドライイースト 3g
上記の分量で、無印良品のホーロー保存容器深型中サイズ1つ、深型小サイズ1つが出来上がります。次に、サンドイッチの具材です。
<そろえるもの>
◆サンドイッチの具
・卵 1つ
・牛乳 大匙1~2
・マヨネーズ 大匙1/2~1
・スライスチーズ
・カボチャ(お好みでトマトやレタス、ハムなど)
今回のトッピングの卵は「ふんわりスクランブルエッグ風」です。チーズとカボチャ(レンジで作ったカボチャの塩煮たもの)は切っただけです。
とにかく時短で仕上げたかったので、卵はセリアのシリコンカップに卵・牛乳・マヨネーズを入れて混ぜてから500wレンジで3回に分けて2分ほどクルクル混ぜながら加熱して作りました。少し手間をかけても良い場合は、茹で卵を作ってフンワリ卵サンドにしても美味しいです。
お好みでレンジで作るスクランブルエッグ風か、茹で卵で作るフンワリ卵かお好みで作り分けてくださいね。参考に茹で卵のトッピングもご紹介します。
<サンド用の卵のつくり方、ポイントなど>
- 卵1つ
- 砂糖 小匙半分
- 牛乳 大匙1(お好みの緩さで調節ください)
- マヨネーズ 大匙1~1.5
- 塩コショウ
茹で卵を作り上記調味料を混ぜるだけなのですが、茹で卵を手で千切りながら細かくすることと、牛乳を入れるのがフンワリするポイントです。
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簡単な工程・白パンの作り方
1.ホームベーカリーのパン生地を作るコースで生地を作っている間に、焼き型の準備をします。
前回はバターを塗りましたが、生地の剥がれやすさを比較したかったので今回はクッキングシートを敷き込みました。結果的にクッキングシートの圧勝。シートをハサミで切りこむのは手間ですけれど、綺麗に取り出せるので次回もシートにする予定です。
2.パン生地が出来上がったら、カットシートの上に生地を拡げてガスを抜き、ベンチタイム15分として生地を休ませます。その間、ルクルーゼ鍋に半カップほどの水を入れて2次発酵の用意をします。
3.2次発酵を終え、ふんわりフワフワに仕上がりました。ルクルーゼ鍋にホーロー保存容器を2つ浮かせるような形になりましたが、火を入れて1分~1分半ほど温めてお鍋全体が手で触って温かさを感じる程度にまで熱を入れてから、蓋をして上にバスタオルをかけておきました。15分ほど経って様子を見て、再度火をいれました。
ちなみに・・・。こちらは以前作ったものですが、レンジで2次発酵を試して大失敗したものです。発酵しすぎて生地がボヨンボヨンになってしまいました(T^T)。膨らみ過ぎたパンでしたが、味わいは美味しかったので失敗は成功のもととして、ヨシとしています。
4.2次発酵を終えた生地を170℃オーブンで20分~25分焼き上げれば出来上がりです。やはり、耐熱ガラスでの焼き上がりに比べて短時間でふんわり焼き上がりますね。
なお、1つずつ小分けになっているパンと違って、焼き型一杯にピッチリと生地が埋まっているタイプのパンなので、焼き上がりには多少は時間がかかります。
上からアルミホイルをかけ忘れたのでちょっと白パンがうっすら焦げ色が付いてしまいました・・・、汗。 玄人のパン職人の方から見ると、ちぎりパンの山型が甘くもっとクッキリ付くべきだ!な具合に見えると思います。ボヨヨンとしてしまうのは生地の配合を見直すべきなのか、発酵やガス抜きの仕方が悪いのか・・。むーーーーん、パン作りは奥が深く、難しい。今後の課題ですね。
本日のいただきます。みんなのごはん
ふんわり焼けた白パンに待ちきれず、娘の手が伸びております、笑。
焼きたてのパンをサンドイッチにアレンジするまでの間、小さめに焼いた出来立てホカホカのパンをお味見と称して、主人と娘に渡して待って貰いました。あっという間に全て無くなってしまいそう、危ないあぶない。
もっちり、しっとり、ほわんほわんほわん~・・・(*^^*)
今日の家族のお昼ごはんです。白パンを千切って横に2本切れ込みを入れて、卵・チーズ・カボチャを挟み込んで出来上がりのシンプルでお手軽なサンドイッチです。
ゴロンゴロンとしているのと、緑・赤身がないので少し見た目が寂しいのですが、白パンのフンワリ優しい甘さとちょっと塩気のある卵とチーズが合って美味しく、主人も娘も大満足でした。ハムとレタスを挟んだ王道サンドでもきっと美味しいはず。
他にはコーンスープ、ブロッコリーとコーンサラダなどもたべましたよ。でも他の小鉢たちには脇目も振れず、一心不乱にサンドイッチを食べてましたけれど。
本日もどうもごちそうさまでした。喜んでもらえてよかったです(*^^*)
まとめ
第3弾も懲りずに白パン生地で作るサンドイッチをご紹介しました。
小さい頃から大好きで娘と一緒に集めている「ぐりとぐら」の絵本には「サササッと手軽に美味しいパンを作って温かいスープとちょこっとサラダがある食卓」が時折登場するのですが、このグリグラ食卓風景がいまの私の理想です。道のりは遠くても憧れるのは自由ですもんね、笑。
みなさんは憧れの食卓風景などはどのようなものでしょうか…☆
最後まで読んで下さりありがとうございます。今日も1日おつかれさまでした!
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