蹴球探訪
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【首都スポ】[高校野球]女子の「センバツ」27日開幕 埼玉栄、初の春連覇へチーム一丸!!2017年3月26日 紙面から
春の日本一を決める第18回高校女子硬式野球選抜大会が27日に、埼玉県加須市の加須市民運動公園野球場で開幕する。昨年優勝で、史上初の春連覇がかかる埼玉栄(埼玉)は、中学時代にハンドボールでU−16日本女子代表だった女子高校球界のスーパーガール、小野あゆみ投手(2年)が全国大会デビューを目指す。23チームが出場し、男子のセンバツ甲子園に負けない熱戦を展開、4月2日に決勝が行われる。 (小原栄二) 昨年は、高校生でただ1人、侍ジャパン女子(マドンナジャパン)に選ばれた清水美佑投手という絶対エースがいた。夏春連覇を達成し、3季連続全国制覇に挑んだ昨夏は、清水がマドンナの合宿に参加した影響もあって調子が上がらないまま初戦敗退した。新チームにレギュラーで残ったのは2人だけ。斎藤賢明監督は「エースと主軸がいなくなってゼロからのスタートだった。どうなることかと思ったが、力をつけてきました」と手応えを感じつつある。 埼玉栄は女子硬式野球の草分け的チーム。1997年に創部し、同年夏の選手権第1回大会にも出場した。系列校の栄東高の野球部を率いていた斎藤監督が転勤してきて指導をするようになってから躍進。2001年春に選抜で初優勝を飾り、02年夏に選手権を初制覇。これまで春6度、夏6度の優勝は、全国最多を誇り、社会人も含めた日本一を決めるジャパンカップも制している女子野球の名門だ。 「ことしは突出した選手はいませんが、バランスがいい」と斎藤監督。昨年4番の島菜々花捕手のような頼れるバッターがいない分、全員で打つのが持ち味。昨夏もレギュラーだった蛭田菜月主将と大野鈴夏外野手が経験も生かしてチームを引っ張る。蛭田主将は「バッティングが全体的にいい。声を出して盛り上げていきたい」と意気込んだ。 1回戦は、昨春の決勝の再現となる駒沢学園女。夏の第1回大会から参加、春夏合わせて3度優勝の強豪だ。斎藤監督は「去年の選抜もきつかったが、今年もまずは初戦を突破を目指して、ひとつひとつ勝っていきたい」と気を引き締めた。 ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」。トーチュウ紙面で連日展開中。 PR情報
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