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【プロ野球】

西武・秋山、ジャパンから復帰即2安打

2017年3月26日 紙面から

西武−DeNA 8回裏、秋山が右中間に適時三塁打を放つ=メットライフドームで

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◇オープン戦 西武7−5DeNA

 西武は秋山が適時三塁打を含む2安打3打点で1盗塁と存在感を示した。先発の一角の野上は5イニング2/3を4安打無四球で無失点と安定していた。DeNAは新外国人クラインが制球難を改善できず3イニング2/3で5安打5四球、5失点と崩れた。

    ◇

 右足指の骨にひびが入ったままWBCに出場していた秋山が、合流即出場したDeNA戦で周囲の不安を一掃した。1番中堅で2安打3打点。小指とみられた箇所が薬指だったと明かした上で「代表やチームのサポートのおかげで、今はいい状態。感謝したいし、心配してくれるファンの方にしっかりプレーできるところを見せたかった」とうなずいた。

 4回1死二、三塁は、クラインの内角スライダーを右前へ運ぶ2点打を放ち、直後に二盗を決めた。8回は右中間を破る適時三塁打。辻監督も「あれだけ走れたら大丈夫。心配ない」と安堵(あんど)した。

 WBCは本人と日本代表、球団が協議した上で、プレーしながら回復が見込めると判断して参加した。期間中は検査や治療のほか、栄養面でもサポートを受け驚異的に回復。その甲斐もあって、大会では4試合で打率3割(10打数3安打)と結果を残した。「西武で優勝を目指していく」。周囲への感謝の思いとともに、秋山はシーズンを見据えた。 (山田孝人)

 

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