こんにちは。かきたろー(@kakitaroo_)です。
リボ払い、使ってる人いますか?
もし使ってたらすぐにやめましょう。
損するだけですよ。
百害あって一利なし
「毎月の支払額が一定だから安心♪」
などと宣伝されていますが、安心な訳がありません。
「毎月の返済額が少ないから、自分のペースで返せる」
たしかにそうでしょう。
ただしこれで安心できるのは無金利の場合だけです。
そして、世の中に無金利でお金を貸してくれる人など皆無なのです。
金利のことを考えよう
クレジットカードのリボ払いの金利は多くのところで年利15%に設定されています。
1年間借りると、借りた額の15%上乗せで返さなければなりません。
半年で返せば半分となります。
- 1ヶ月…1.25%
- 2ヶ月…2.5%
- 3ヶ月…3.75%
- 4ヶ月…5.0%
- 6ヶ月…7.5%
- 1年…15.0%
パーセントですから借りた額が多ければ多いほど、当然金利も増えます。
年利15%とは多いのか少ないのか
「利息制限法」という法律があり、お金を貸すときに設定できる金利の上限が定められています。
その法律によると、貸す額によって上限が異なります。
- 10万円未満…20%
- 10万円〜100万円未満…18%
- 100万円以上…15%
15%って…
上限やないか!
そうです。リボ払いの金利は法律すれすれの上限値なのです。
JCBカードを持っているのですが、毎月「まだ間に合う!来月のお支払金額の変更」というメールが届きます。
月末までなら一括払いの分をリボ払いに変更できますよと勧めてきます。
リボ払いゴリ押しです。
JCBのリボ払いには「支払い名人」という名前がついています。
カモにする気満々ですね。
カード会社にとって、リボ払いはそれだけ儲かるということです。
ちなみに消費者金融はどうか
アコムやプロミスのような消費者金融の金利はどうかというと、
多くのところで3%〜18%という設定がされています。
幅広いですね。
「3%ならいいじゃん」と思うかもしれません。
しかし、始めからいきなり100万円以上は借りられないことになっています。
そのため最初は上限金利18%が適用されます。
そして何度もなんども遅れることなく借りては返し、借りては返しを繰り返していくと徐々に金利が下がっていき、「何年後かには最低ここまで下がりますよ」というのが下限の3%になります。
3%で借りれるなんて、そのころには相当なサラ金中毒です。
シミュレーションしてみた
20万円のお買い物をリボ払いで、毎月の返済額が5,000円ということでシミュレーションしてみます。
5,000円なら払えると思ってやっちゃう人はいるかもしれません。
それでは返済をスタートしてみましょう。
1回目の支払いですでにびっくりですが、なんと半分が利息です。
だんだん利息は減っていきますが、20回目まできたところで10万円支払っているのに、14万円以上も支払いが残っています。
元金が全然減っていません。
続いて40回目まで見ていきましょう。
だいぶ減ってきて緑優勢になってきました。
しかし、ここまでですでに元金である20万円支払っているというのに、まだ7万円も支払いが残っています。
なんということでしょう。
借りた額と同額を払ったにもかかわらず、このまま支払いを続けていかなければなりません。
56回目の支払いでついに完済となりました。
4年8ヶ月もの時間をかけて、支払い総額は278,954円となります。
毎月5,000円というのは気が楽かもしれませんが、代わりに約8万円もの手数料を払わなければいけません。
返済はお早めに
リボ払いって借金ですからね。
これはリボ払いに限らず、ローン全般の話です。
毎月一定額にこだわらずに、可能なときにまとめて繰り上げ返済していくと無駄に支払う手数料を減らすことができます。
借りている期間をできるだけ短くすることが大切です。